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ザ・ラスト・フライト 二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション

ジュリー・クラーク

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784576211282
ISBN 10 : 4576211285
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ケネディ家に次ぐ名家に嫁いだクレアは夫の暴力に悩み、失踪計画を練る。仕事でデトロイトに行く際に計画を実行するはずだったが直前になって夫が行く先を変更、クレアは夫の代わりにプエルトリコに向かうことになった。混乱し、空港で呆然としていると見知らぬ女性に話しかけられ、カリフォルニアに戻ればある事情から逮捕されると聞かされたクレアは、夫から逃げたい一心で飛行機のチケットと身分の交換を提案する。だがクレアの乗るはずだった飛行機がフロリダで墜落、彼女は死亡したことになり…

【著者紹介】
ジュリー・クラーク : カリフォルニア州サンタモニカで生まれ育つ。パシフィック大学を卒業し、カリフォルニア大学バークレー校体育局で働いたのち、サンタモニカに戻って教職に就いた。現在もサンタモニカで暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • えにくす

    DVに苦しむクレアと麻薬組織から逃れたいエヴァは、空港で知り合い全てを交換して逃亡する。しかしエヴァが乗る予定のプエルトリコ便が墜落した。以後はクレアの現在の章とエヴァの過去から遡る章が、交互に行き交う。2人とも巨大な敵から追われてドキハラの展開で、読む手が止まらない。終盤は各章のラストで驚きの連続で、クライムサスペンスの醍醐味が味わえる。果たして彼女達は自由を掴む事が出来るのか?敵の悪事は暴かれるのか?そして墜落便に乗る予定の、エヴァの運命や如何に!非常に読みやすいので、翻訳本が苦手な人もお勧めだ。★4

  • ぶち

    もうサスペンスの極み。「えっ。そうきたか!それでどうなっちゃうの?」という緊張感が高まったところで場面が変ってしまって、読者はハラハラで不安な状態に置かれたまま...そうなんですドキドキが止まらないまま次を読み進めるのですが、「ねぇ、ねぇ、どうなっちゃうんだろう」と前の場面に思いを馳せたままの読書体験でした。ハラハラドキドキを堪能いたしました。米Amazon2020年前半のベストブック、ニューヨーク・タイムズ紙 2020年の夏に読むべき本などに選出されただけのことはあります。翻訳も素晴らしかったです。

  • サンダーバード@怪しいグルメ探検隊・隊鳥

    人は自分の人生から完全に姿を消すことができるのだろうか?作者はそういう考えに興味を引かれて書いた小説だと言う。とある理由でなんとしてでも自分の人生から逃げ出したい、そう思う二人の女性、クレアとエヴァ。偶然の出会いが二人の人生を大きく変える。何故そのような事になったのか?そしてこれからどうなるのか?先が気になり500ページを超える本であるが飽きることなく読み進められた。読メで知った本、こういう出会いがあるからここは楽しい。★★★★

  • ジュール リブレ

    読友さんのご紹介で見つけた一冊。500ページ越えと、章ごとに視点が変わるスタイルに苦戦しましたが、後半の怒涛のローラーコースター展開になってからは一気読み。苦難に陥った人が、どんなに追い詰められ、傍目から見るとバカな行動を取ってしまうのか。周りの人はいかに支えいかに助けられるのか。温かいひとことで救われる人もいる。墜落した南国リゾート便に乗った人、乗らなかった人。一瞬の違いが人生を大きく変えていく。

  • Lara

    上院議員候補者の妻クレアと、麻薬密造しているエヴァが、ニューヨークの空港で出会い、航空券を交換する。共にこれまでの人生を無いことにして、再スタートしたいもの同士。クレアは、サンフランシスコに飛び、エヴァのこれまでの辛い日々の延長を垣間見る。方や、プエルトリコに向かったエヴァの飛行機は墜落してしまう。いやはや、息詰まる展開に読むことを止めようがない。クレアとエヴァと、場面が二つあるが、時空間が異なり、がしかし、最後につながる。見事な構成に驚き、感動を覚える。リズがこれまた、好い味わいで、最高の助演女優賞だ。

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