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葬儀!

ジュリエット カズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784760154593
ISBN 10 : 4760154590
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

13か国、死への旅。人類学者・金セッピョル先生によるさらに深く学びたい人のための指南付き。

目次 : 生きている者と死んでいる者/ フランスの葬儀―“伝統”の起源に立ち戻る/ ルーマニアの「ポマナ」―死者の食卓/ シチリアの死者について語る―パレルモのカタコンベにて/ スコットランドの死体金庫―モートセーフ:死体泥棒を防ぐ/ ニューオーリンズの音楽葬―伝統のルーツ/ メキシコの死者の日―死者と共に死者を偲ぶ祭り/ ボリビアのナティタス―死者の頭蓋骨を崇める/ アル・カラーファ、カイロの死者の街―エジプトの墓地にあるスラム/ マダガスカルのファマディハナ―死者は死んでいない〔ほか〕

【著者紹介】
ジュリエット カズ : 死についての独立研究者。死に関するあらゆるトピックを普及するため、2017年以来、ウェブサイト「Le Bizarreum」で記事、動画、ポッドキャストを作成・発信。考古学や人類学の知識、世界各地を旅した経験を生かし、フランスではタブーとされているこのテーマに挑んでいる。2009年に考古学、古典人類学、自然人類学の学士号、2015年に観光学における上級技術者の証明書、2020年に葬儀屋の国家資格を取得。在学中は博物館や考古学の分野で働いた

吉田良子 : 仏文翻訳家。1959年生まれ。早稲田大学第一文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • そら

    死についての研究者であるフランス人著者の翻訳本である本作は、様々な国で行われていた(いる)世界の珍しい葬儀の文化を紹介している。ミイラにしたり、掘り返したり、誰とも判らぬ頭蓋骨を飾ったり、ハゲ鷹に食させたり。死は汚れではなく、死体だったとしても家族であり交流するものだという文化は世界各地に存在している。そして、その儀式が年齢や性別、社会的地位により変わることも興味深い。死者への弔いは生者にしかできない。そこには故人への愛情が必ずある。スマホ片手に画像や補足を調べながら、非常に興味深い内容で面白かったです。

  • ズー

    えぇ!!!!そんな埋葬の仕方をする国があるの?と驚きの連続。だがしかし、他国からみたらそれぐらい日本の火葬とか骨壷とかも驚きだったりするんだろう。豪華な葬儀をするためにお金が貯まるまで、綺麗にした死体とそれまで家で生活する文化とかは、ほんとにびっくりした。怖すぎる!でも、どれもそれぞれそこに愛があるからこその行動でもあると思った。

  • DEE

    民族や文化が変われば葬儀も変わる。死生観というものは決して固定されているものではないのだな。日本では生者と死者の距離がどんどん離れていっている気がする。それがいいことなのかそうではないのかは、よくわからないけれど。

  • よしじ乃輔

    死を見ることで生をより感じる。生者から死をどう捉えているか、各国の葬儀を紹介。驚くような葬儀もあるが、各々の信仰は文化にも通じるのだと思いました。日本での葬儀にテクノロジーを駆使したケースが紹介されています。そう遠くない先に一般化されるのでしょうか。選べるならば鳥葬にしたい。

  • qoop

    国や地域、文化によって大きく異なる葬儀の形。本書は、文化人類学者である著者が世界13カ国の葬儀の在り方を紹介した一冊だが、歴史を追いながら国ごとに異なる死との向き合い方を小文にまとめていて興味深い。過去と現在で情報量に濃淡があるとも感じられるが、これは仕方のないことだろう。それにしても、文化の多様性が問われる機会が多くなった今でも、改めて考えると葬儀について語られることは少ないと感じる。日本でのイスラム教徒の土葬問題が取り上げられた記事を目にしたが、今後増えて行くのかもしれないな、と。

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