ジュディス・リッチ・ハリス

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子育ての大誤解 新版 下 ハヤカワ文庫

ジュディス・リッチ・ハリス

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150505066
ISBN 10 : 4150505063
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

家庭から解き放たれた子どもは仲間集団の中で自らのキャラクターを獲得し、さらには性別や容姿についての社会的な通念を身につけていく。親はほとんどなすすべがない。なぜなら人間は元々、進化の過程でそのようにプログラムされているのだから―行動遺伝学や進化心理学の研究成果に裏づけられた「集団社会化説」が、根拠なき教育論に終止符を打つ。新たなまえがきが付され、全篇に加筆修正が施された新版。

目次 : 第9章 文化を伝える/ 第10章 ジェンダー論/ 第11章 子どもたちにとって学校とは/ 第12章 大人になるということ/ 第13章 機能不全家族と問題を起こす子どもたち/ 第14章 親にできること/ 第15章 裁かれる子育て神話/ 付録1 性格と出生順位/ 付録2 児童発達に関する仮説を検証する

【著者紹介】
ジュディス・リッチ・ハリス : 教育研究者。ハーヴァード大学大学院心理学研究科で修士号を取得後、在野の研究者として心理学の教科書の執筆などに携わる。『子育ての大誤解―重要なのは親じゃない』の元となった論文で、アメリカ心理学会から優秀な論文に対して贈られるジョージ・A・ミラー賞を受賞

石田理恵 : 上智大学文学部心理学科卒。外貨系銀行などでの仕事を経て、89年より翻訳業・通訳業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • absinthe

    子育てか・・・親にできることはあまり無いのか。これはそもそも人間の本性に根付いた問題だった。確かに親が馬鹿だったり、親のために育てようなどと浅ましい事を考えるたびに子供が壊れていたら人類は滅びていただろう。子供は育つ能力を持っており、親に出来ることは僅かな手助けに過ぎない。人はよく、根拠も無く『愛情が足りてい』ないなどという意味不明な言葉を使う。そういった紛らわしい表現は今後使わないように使用と決意。

  • lily

    子育て自体を楽しんでも期待はしてはいけないね。チャンスの幅を広げて子供自身で選択する道を応援してあげるくらいしかできることはない。成長をみたい時最も合理的な相手は自分自身だ。自由自在である。信頼度も高い。期待もできる。何より楽しいじゃない⁉︎

  • mariya926

    橘玲さんの解説がすばらしい。とても長い内容が簡潔にまとめられています。しかも橘玲さんの「言ってはいけない-残酷すぎる真実」にこの本の内容が二章にわたって取り上げられているらしいです。偶然「言ってはいけない」もリクエストしたので読みます。親に出来ることはなるべく良い遺伝子を受け継がせることと、思春期からの環境を整える(よい学校に入れる)ことなんですね。残りは家ではいい子でも外では外のキャラを作ってやっていくので、もう親にできることはないので、親の子育てを責める必要はないそうです。

  • ステビア

    共有環境にほとんど影響力がないのは事実だし、社会化に集団が重要だというのもある程度本当だろう。とはいえ展開や構成が冗長で後半は飛ばし読み。もう少しストレートに書いてもよかったと思う。

  • デビっちん

    訳者あとがきと橘先生の解説を読めば本の大意はわかるので、時間のない人は、そちらを読むのが吉かと思います。

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