ジュディス・ウェインラウブ

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サラダの歴史 「食」の図書館

ジュディス・ウェインラウブ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562053292
ISBN 10 : 4562053291
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

緑の葉野菜に塩味のディップ…古代のシンプルなサラダがヨーロッパから世界に伝わるにつれ、風土や文化に合わせて多彩なレシピを生み出していく。前菜から今ではメイン料理にもなったサラダの驚きの歴史をひもとく。レシピ付。料理とワインについての良書を選定するアンドレ・シモン賞特別賞を受賞した人気シリーズ。

目次 : 序章 サラダとは何か/ 第1章 はじまりはレタス/ 第2章 サラダ人気の高まり/ 第3章 ヨーロッパとアメリカのサラダ/ 第4章 世界のサラダ/ 第5章 進化するサラダドレッシング/ 第6章 サラダの現在形

【著者紹介】
ジュディス・ウェインラウブ : ライター、編集者、オーラル・ヒストリアン。ワシントン・ポスト紙で長く記者および編集者を務めた。料理界のアカデミー賞ともいわれるジェームズ・ビアード賞のライティング・オン・フード(食に関する著作)部門で2度の受賞経験がある

田口未和 : 上智大学外国語学部卒。新聞社勤務を経て翻訳業に就く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • kinkin

    今や世界中の食卓に見られるサラダ。一握りの葉物野菜にドレッシングをふりかけた簡単なものから一度茹でてから冷ました野菜を混ぜマヨネーズやサワークリーム、チーズなどをベースにした濃厚なドレッシングで食べるものまで、風土や文化に合わせて前菜から今ではメイン料理にもなったサラダの歴史が書かれている。ところで日本で今のようなサラダが食卓にのぼるようになったのはいつ頃だろう?私が子供の頃普通の家庭ではサラダは一般的ではなかったと思う。野菜といえば煮物か漬物か汁物、あとは焼いたかそれぐらい。

  • くさてる

    「サラダ」と一口に言っても、その定義は?というところからはじまって、サラダと呼ばれてきた料理の歴史や文化、レシピまで網羅した一冊。写真も多く楽しめます。日本からは海藻サラダや白和えが紹介。なるほどね。

  • 袖崎いたる

    野菜が元々食物としての地位が低かったのは、青物をしゃくしゃくするいかにも質素で下流な食事風景だ、という見地からわかる。そんな見立てを改訂してしまうのが言説の力というやつで、現代日本でいえば某ガッテン番組の放送後にスーパーから当該食品が品薄になるように、ガレノスという医者が「レタスが卓越している」と宣えば、上流階級の食卓に並び、以降サラダ万歳となるのだから実に人間的。また、ガレノスの人体の四体液説は食品とその健康作用の見地において、科学史におけるアリストテレス並みの影響力を誇示してたらしい。ん〜パラダイム。

  • 秋良

    古代から生で食べられてきたのはレタスだけで、今のように野菜の生食をするようになったのは20世紀に入ってから。これは衛生環境や輸送・保存方法の発達も一因かもしれない。サラダって自分で作るのは面倒で、外で頼むには割高で、結局カットサラダにドレッシングかけるだけで済ませてしまうんだけど、なんかどんどんサラダが食べたくなって困った。フェタチーズののったサラダが食べたいー!羊飼いのサラダでも良き!!なおちょくちょく顔を出す四体液説のガレノスはベルガマ出身らしい。意外とトルコって歴史の舞台になっている。

  • シルク

    「はじまりはレタスであった」……とv このシリーズ、ハズレもあるのだが、サラダを扱ったこの本はわたくし的に「当たり」v 面白かった! MECを提唱している先生が、以前書いていた――現代において我々が食べている野菜、キノコ……これらは人間の歴史を紐解いてみると、長らくその毒素故に食すことは出来なかったものであった。改良に次ぐ改良の結果、今のようにせっせと食べることが出来るものになったのだと。毒素。ふむ、毒素。しかしながら古代において、唯一レタスは価値を認められていたのだと本書は言う――「はじまりはレタス」。

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