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ISBN 10 : 4622096919
Content Description
ギリシア人はなぜ神を人間の姿で表現し、見えない力を形にしたのか。神話・儀式・造形をめぐるイメージの誕生を辿り、古代文化にアプローチするための方法を泰斗が語る。目に見える自然の世界に通常は見えない超自然が「顕現する」。ギリシア人の信じる神々や死者や英雄の亡霊が姿を現す。だが像はやがて現実を伴わないイメージへと変化して幻想領域を拡げていった。西欧の大きな知的水脈である宗教人類学の名著。梗概・前田耕作。
【著者紹介】
ジャン=ピエール・ヴェルナン : 1914‐2007。フランスのプロヴァンに生まれる。地方新聞の編集長だった父は志願兵として第一次世界大戦で戦死、母も8歳で失う。ソルボンヌ大学に入学、共産党青年団に加盟し、第二次大戦中はレジスタンスに参加、内地フランス軍の指揮を執る。48年から国立科学研究所研究員、社会科学高等研究院をへて、75‐84年、コレージュ・ド・フランス教授。専攻はギリシア神話および思想史
上村くにこ : 1944年生。大阪大学文学部仏文学科博士課程修了、パリ第四・ソルボンヌ大学博士号取得。甲南大学名誉教授
饗庭千代子 : 1944年生。関西学院大学文学部仏文学科修士課程修了。元関西学院大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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