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ISBN 10 : 4560510334
Content Description
紀元前三世紀頃、ゼノンによって創設されたストア学派は、およそ五〇〇年にわたり、ギリシア・ローマ世界で強い影響力をもつ哲学のひとつになる。本書は、その理論体系を明快な章立てや図表を用いて解説し、また受容史についても考察する。現代におけるストア派についての知見を十全に伝える好著。
目次 : 第1章 ヘレニズム期のストア派(学派の歴史と発展/ 初期ストア派の体系―クリュシッポス)/ 第2章 ローマ期のストア派(前一世紀から後三世紀まで)(前一世紀におけるストア派の分散/ 継続と革新―パナイティオスからセネカまで/ ストア派の更新―エピクテトスとマルクス・アウレリウス)/ 第3章 ストア派のその後と現在(ストア派の遺産/ ユストゥス・リプシウス以降の学者たちにおけるストア派/ ルネサンスから十八世紀までの「新ストア派」/ ストア派の現在)
【著者紹介】
ジャン=バティスト・グリナ : フランス国立科学研究センター(CNRS)研究部長、古代思想研究所(レオン・ロバンセンター)所長。古代哲学の国際的な研究者として第一線で活躍するとともに、一般向け雑誌の記事、辞書、ポッドキャストなどの仕事を通じてストア派の普及にも貢献
川本愛 : 1986年東京都に生まれる。パリ第4大学修士課程(Master2)修了。京都大学文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。京都大学博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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