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ISBN 10 : 4788515466
Content Description
ドーピングは悪なのか?「スポーツ精神」がその根拠とされるが、ドーピングは競争・向上をめざす近代スポーツが生み出した必然ではないのか。ドーピング撲滅運動の問題性を指摘し、スポーツと社会のあり方を根底から問いなおす、関係者必読の書。日本の現状に合わせた訳者解説を付す。
目次 : 1章 エーロ・マンティランタ、(自然によって)遺伝子的に組み換えられたチャンピオン/ 2章 ドーピング、向上医学、スポーツの未来/ 3章 明日のチャンピオン―生まれつきの素質の最適化か、構造的な向上のプログラムか?/ 4章 反ドーピング政策―倫理的ジレンマ/ 5章 ドーピングと(は)スポーツ精神(である?)/ 6章 医療倫理とスポーツ的規範の押し付け(一九八五‐二〇〇九)/ 7章 ドーピングおよび諸々のドーピング的振舞いの防止/ 8章 医学的パフォーマンス、あるいはドーピングする医師/ 9章 スポーツ選手の身体の「自然」と「超自然」/ 10章 ハイレベルのスポーツ選手の活動の理解における「司令」と「自律」―ドーピング倫理にとって必要な知とは?
【著者紹介】
ジャン=ノエル・ミサ : ブリュッセル自由大学教授。歴史学および生命医学の哲学。ベルギー国立科学研究基金研究指導教授
パスカル・ヌーヴェル : ポール・ヴァレリー・モンプリエ第三大学教授。哲学
橋本一径 : 1974年東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。専門は表象文化論、イメージ論、身体論。早稲田大学文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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qoop
読了日:2018/01/18
takao
読了日:2023/06/12
いまにえる
読了日:2018/04/25
萩原 一嘉@次走未定
読了日:2018/02/26
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