10分おくれたら…

ティムとレアは、ティムの大親友二人と忘れられない思い出を作るために、丘の地下にかくれたかつて軍隊が造った要塞での大冒険を計画した。ティムとレアは、ストップウオッチを手に持って、暗闇の中でニセの宝探しをスタートさせた。でも、計画から１０分おくれてしまった。さらに、悪党たちが現れて、とんでもない事件に巻きこまれていく。捕まったレアを助けろ！

【著者紹介】
ジャン=クリストフ・ティクシエ : １９６７年南西フランスの町ポーに生まれる。教師、教師育成の現場で２０年間勤めたあと、執筆活動に入る。いろいろな年齢層ごとにさまざまな分野をテーマにした小説をすでに２０冊以上出版。またバンド・デシネ（漫画）の原作を手がけるほか、新聞や国営放送ラジオ番組用の原稿も書いている。日本では『１０分あったら…』（文研出版）が翻訳されている。本書は２作目の翻訳となる。現在、故郷ポーとパリを行ったり来たりの生活をしている

ダニエル遠藤みのり : 鹿児島県指宿市に生まれる。ニューカレドニア、セネガル、南西フランスを経て、現在パリ郊外の静かな町に住む。日本語教師、パティスリー・レストラン業界を専門とする通訳・翻訳をしている

森川泉 : 会社員として勤務後、挿画・イラストを描き始める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）