ジャン=クリストフ・グランジェ

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クリムゾン・リバー 新版 創元推理文庫

ジャン=クリストフ・グランジェ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488214104
ISBN 10 : 448821410X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アルプス山麓の大学町で発見された惨殺死体。解決にパリ警察から派遣された敏腕だが荒技で知られる刑事。別の町で起きた謎の墓荒らしと小学校の盗難事件を調べる孤児院出身の若き刑事。この二人の捜査の道が一つになったときに、驚愕の真実が明らかになる。〈我らは緋色の川(クリムゾン・リバー)を制す〉というメッセージが意味するものは? 仏ミステリを大きく変え、今や同ミステリ界の帝王ともいえる存在グランジェの傑作を新版で。グランジェはやはり面白い!


【著者紹介】
ジャン=クリストフ・グランジェ : 1961年、パリ近郊生まれ。ソルボンヌ大学卒業(フローベール研究)後、ジャーナリストとして世界各地を飛び回る。「パリ・マッチ」などに記事を書いていたが、94年に『コウノトリの道』で小説家でデビュー

平岡敦 : 1955年生まれ。早稲田大学文学部卒業。中央大学大学院修了。現在中央大学講師。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G

    『ミスティックリバー』読了から、映画化&リバーつながりでこちらも。展開に起伏もあり、事件自体もかなり派手なもので、楽しく読み続けられる。気になる事件の真相は、かなり滑稽無糖というか、幼稚にすら感じられるもの。まぁ1998年発表ということで、フランス国内にこの手のジャンルを描く作家がまだおらず、市場が熟していなかった中で、手探りで作り上げられたことを忖度すれば、かなり価値のある一冊だろう。それにしてもちょっとひどい部分があるが、作家の腕で読ませてくれるタイプの一冊。粗だらけだけど華があるとでもいおうか。

  • あさうみ

    読みたかったけど入手困難でした…新版嬉しいです!!素晴らしかった!!血生臭い残虐な殺人事件から見え隠れする、罪深い過去。暗い側面をもつ警官二人の視点から迫る緻密なストーリー。ホワイ、フーダニットと極上のミステリーを兼ねる警察小説でした。哀愁漂う読了感に今も酔いしれる。この作者さんの作品をもっと読みたい!

  • いっくん

    二人の型破りな刑事。拷問の上、絞殺された死体を追うニエマンス警視正。小学校と地下納骨堂に侵入した泥棒を追うカリム・アブドゥフ警部。やがて二人の刑事が出会うことに…。両眼をえぐられた惨殺死体、山奥の大学町、氷のクレバス、地下納骨堂、盲目の修道女、火吹き男の登場とてんこ盛りで、謎を追いかけると新たな謎が立ち現れ深みにはまっていく展開。昔、映画を観て流石にこの話を2時間程にするには無理があって、結末はあれよあれよと終わった感じだったから原作読んでからの方が良かったですね。スピード感もあって面白かった(^_^*)

  • Shun

    初めて本作を読んだのは約20年前、当時の映画を観た後に購入した旧版でした。映画が先で当時読んだミステリの中でも強烈な印象が残り、衝撃の展開がミステリ小説の面白さを教えてくれました。改めて読み直すと、フランス警察のエリートで凶暴性も備えたニエマンス役を演じたジャン・レノの姿が浮かびやはり懐かしさを感じた。物語はフランスの大学町で発見された猟奇死体に端を発し、また別の町で起きた謎の墓荒らし事件が交叉し、明らかになる恐ろしい真相が衝撃でした。「我らは緋色の川を制す」という謎めいてどこか怖ろしい文言も実に良い。

  • サルビア

    岩の間に挟まれていた遺体には目がなかった。一方、ある小学校に泥棒が入るが当初、盗まれたものはないと思われていたが、ある年の子どもたちの集合写真だけが盗まれていた。二つの事件は全く関係ないかに思われていたが、少しずつ重なり合っていく。緋色の川を遡る。そこからクリムゾン・リバーという題名になったこのお話を、どこかで聞いた気がしていた。以前、映画化されていたのだ。二つの事件が交わり、意味を持っていくあたりから先が知りたくてどんどん読み進んでいった。面白かった。

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