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ISBN 10 : 4773806095
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すべてのものが踊る、人生に1回は。ジャン=リュック・ナンシーとフランス・コテンポラリーダンス界の旗手が、対話/共同作業を通じて身体のもつ、独異性、根源性を考察したダンス、身体芸術論。
【著者紹介】
ジャン=リュック・ナンシー : 1940年生まれ。ストラスブール・マルク=ブロック大学名誉教授。特にハイデガーが解明した実存の二重性をなす共存性・共同性と独異性・単独性の共有=分割(パルタージュ)という問題系を徹底化させることで、西洋形而上学・存在神論における身体性やテクネーの否認を脱構築し、出来事が真に到来しうるような世界、表象作用に還元されえないイマージュが現前しうるような世界、絶対的に切り離された単独者が、その絶対性=分離性のままに、“芸術的”に、触れ合うことが起きるような世界の創造―主体ならざる自己の触発、無カラノ創造―の可能性を素描し続けている
マチルド・モニエ : 無踊家、振付家。1959年生まれ。1986年に『Cru』でバニョレの振付術コンクールにおいてフランス文化省賞を獲得。以後、現在まで精力的に創作・発表活動を続ける。1994年からラングドック=ルシヨンのモンペリエ国立振付センターの芸術監督をつとめ、独自の手法に基づくダンサーの教育・育成活動も展開。ヨーロッパのコンテンポラリーダンス界を牽引する旗手のひとりと目されている
大西雅一郎 : 1955年生まれ。東京大学大学院博士課程中退、パリ第一大学留学、現成蹊大学教員。フランス現代思想・文学専攻
松下彩子 : 早稲田大学大学院フランス文学専攻科修士課程修了。フランス文学・現代詩専攻。成蹊大学・東洋英和女学院大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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