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十字軍の精神

ジャン・リシャール

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784588022210
ISBN 10 : 4588022210
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

十字軍に参加した人々の動機と心情、理想と悲哀などを多彩な史料から読み解き、苦行の戦士の実像を描き出す。十字軍の精神を構成した諸要素に焦点を当てて分析した異彩を放つ古典。

【著者紹介】
ジャン・リシャール : 1921年パリ郊外に生まれる。パリの国立文書学校と高等研究所で学び、53年にソルボンヌ大学に提出した論文『ブルゴーニュ公と公領の形成』で博士号を取得。ローマ学院で十字軍の研究を開始。55年ディジョン大学の教授に就任し、89年から碑文文学アカデミーの会員に選出されて現在に至る。十字軍関係の著書は最近の『十字軍の歴史』、『エルサレム王国』を含め12冊をこえ、その多くが他国語に翻訳されている。現在も国際的な重鎮として十字軍研究を指導するかたわら、フランス中世史と古文書学の権威としても広く活躍する

宮松浩憲 : 1945年生まれる。九州大学大学院文学研究科博士課程(西洋史)満期退学。現在、久留米大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 水無月十六(ニール・フィレル)

    著者なりに十字軍の精神的な面について、歴史と精神の両方から論じた本。後半には史料文が抜粋されていて、訳の訳の形となるが、教皇の書簡や十字軍士の日記などを読むことができる。記述自体が古く、最新の研究とは内容が合わないところがあるはずだが、概ね変化はないようで、十字軍がどのような精神的考えを持って行われた運動だったのかを大まかに知ることができる。著者が十字軍の目的が巡礼から奪還に変わったとしている時期について曖昧なところがあるので調べる必要がある。

  • ぼけみあん@ARIA6人娘さんが好き

    こちらもコンパクトであることはよいのだが、先般読んだ魔女狩りの本に比べて読みにくかった。前半で十字軍の歴史と精神をコンパクトに扱い、後半は十字軍関係者の文献からの抜粋で構成されている。全般の歴史等を扱った箇所で従来の見解との違いが詳説されていないため、頭に入りにくい箇所が多かった。少年十字軍なども、その悲惨な顛末を語らずにすますところには疑問を感じた。著者はどうも十字軍に肯定的な論者なのかも知れない。十字軍の精神がどのようなものだったのかを知るにはよい本だと思うが、良書とは思えない。

  • FFFT

    十字軍に参加した人たちはどういう状況、動機だったのか。聖地での活動はどうであったか。文書が多いので少しわかりやすかった。

  • 四号戦車

    歓待騎士団とはホスピタル騎士団のこと。 「Chevaliers de l'hôpital」

  • 児玉

    最初100ページくらいまでで良い。 その最初に、最新の学説や過去の学説批判がなされている。 Wikipediaは未だに過去の学説を掲載していることになるんかな。

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