国連の限界 / 国連の未来

元国連事務総長のスピーチライターを務めた著者が示す国連の未来像、そして日本が提示しうる国連像とは。国益を基盤としながら、日本が地域とグローバルな位相でより大きな国際的責任を担えるような道を特定する。

【著者紹介】
ジャン＝マルク・クワコウ : １９５７年フランス生。現在、ニューヨーク国連本部の国連大学事務所長。国連システム学術評議会（ＡＣＵＮＳ）理事、グローバル政策刷新諮問会議員（ニューヨーク）、仏政治刷新財団顧問も務める。１９９６‐２００３年、東京の国連大学で「平和とガバナンス研究プログラム」上級研究員。ブトロスガリ国連事務総長（任期９２‐９６年）スピーチライターとして活躍。パリ大学文理学部ソルボンヌで政治法学博士号、パリ政治学院より国家博士号を取得。文学・言語学の修士、学士

池村俊郎 : １９５１年生。読売新聞東京本社調査研究本部主任研究員。東京大学仏文学科卒。読売新聞入社後、ベイルート、パリ各特派員。９５‐９８年ワシントン支局次席、９９‐２００４年パリ支局長

駒木克彦 : １９５８年生。時事通信社外信部次長。早稲田大学法学部卒後、時事通信入社。静岡支局、外信部を経て９１‐９４年ニューデリー、９９‐２００４年パリ各特派員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）