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ISBN 10 : 4794807767
Content Description
人生に意味を与えるものは何か。仏教の重要性をめぐる白熱対論。「近代」が捨象したチベット仏教の神髄。仏教僧と無神論者のフランス人親子が「仏陀の教え」の核心に迫る。
目次 : 科学研究から精神の探究へ/ 宗教なのか、哲学なのか?/ ブラックボックスの幽霊/ 精神の科学?/ 仏教の形而上学/ 世界への働きかけと自己への働きかけ/ 仏教と西洋/ 宗教的精神性と脱宗教的精神性/ 暴力はどこから生まれるか?/ 知恵、科学、政治/ 世界の屋根の上の赤旗/ 仏教―衰退と再興/ 信仰、儀礼、迷信/ 仏教と死/ 個人が王様/ 仏教と精神分析/ 文化の影響力と精神の伝統/ 進歩と新しさについて/ 僧侶が哲学者に質問する/ 哲学者の結論/ 僧侶の結論
【著者紹介】
ジャン=フランソワ・ルヴェル : 1924‐2006年。哲学者・政治評論家。アカデミー・フランセーズ会員。現代フランスを代表する知識人のひとり。全体主義と民主主義をめぐる彼の考察は、欧米で高い評価を受けている
マチウ・リカール : 1946‐。チベット仏教の僧侶。ノーベル賞受賞者フランソワ・ジャコブ教授の指導のもとで分子生物学の国家博士号を取ったあと、チベット語を学び、仏教修行の道に入る。チベット仏教にかんする文献の翻訳者であり、またダライ・ラマの通訳を務める
菊地昌実 : 1938年生まれ。東京大学大学院(比較文学)修士課程修了、現在、北海道大学名誉教授
高砂伸邦 : 1938年生まれ。グルノーブル大学経済学部博士号(第三課程)
高橋百代 : 1948年生まれ。慶応大学大学院(仏文)修士課程修了、現在、北星学園大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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