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ISBN 10 : 4588099213
Content Description
非人間的なものとは、人間主義が張り巡らせた陰謀の網を破る営みとし、カントやポストモダン、人間の意識と時間を論じると共に、ニューマンの絵画、ヴァレーズの音楽といった芸術論を語る。リオタール晩年の講演集。
【著者紹介】
ジャン=フランソワ・リオタール : 1924年、ヴェルサイユに生まれる。現象学とマルクス(そして後にフロイト)を思想的源泉とし、それらの批判的再検討を通じて政治、経済、哲学、美学など多方面にわたる理論的・実践的活動を展開し、20世紀後半のフランスを代表する思想家・哲学者として広く知られている。パリ(第八)大学教授を経て、国際哲学学院長等をつとめた。『現象学』を著したのち、アルジェリアでマルクス主義の内部批判グループ「社会主義か野蛮か」に参加、戦闘的マルクス主義者として実践活動に従う。グループの内部分裂を機にパリに戻り、マルクス研究に精力的に取り組む。68年の五月革命に積極的に身を投じ、その体験の中から彼の思想的総決算ともいうべき『ディスクール、フィギュール』および『マルクスとフロイトからの漂流』を著して思想的跳躍の基盤を固め、さらに『リビドー経済』によって独自の哲学を構築した。1998年4月死去
篠原資明 : 1950年生まれる。京都大学大学院博士課程修了。京都大学教授
上村博 : 1963年生まれる。京都大学大学院博士課程中退。京都造形芸術大学教授
平芳幸浩 : 1967年生まれる。京都大学大学院博士課程修了。京都工芸繊維大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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