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図説尻叩きの文化史

ジャン・フェクサス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562047680
ISBN 10 : 4562047682
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

子供のしつけ、キリスト教の悔悛の苦行、罪人への刑罰、スパンキング…時代によって多様な側面を見せてきた尻叩き。貴重な図版とともに、苦悩から快楽への歴史的変遷をたどる。

目次 : まえがき 尻叩きと鞭打ち/ 第1章 幼児期から…/ 第2章 放埓まで/ 第3章 修道院で/ 第4章 医師のもとで/ 第5章 街角で/ 第6章 シンボル/ 第7章 そして今は?

【著者紹介】
ジャン・フェクサス : 元トゥールーズ弁護士会所属弁護士。新聞・雑誌のイラストレーター(「エル」「パリ・マッチ」「ル・フィガロ」「ラ・デペッシュ」)

大塚宏子 : 翻訳家。学習院大学文学部フランス文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 更紗蝦

    タイトルに「図説」とあるだけあって図版が多いのですが、「ジャン・フェクサス蔵」(つまり著者所蔵)と表記されている図版の多さに驚かされます。相当のコレクターなんですね。近年の日本では、「尻叩き」といえばガキ使の『笑ってはいけないシリーズ』のケツしばきを連想する人が多そうな気がするので、躾とかSMプレイよりも「お笑いネタ」や「罰ゲーム」のイメージの方が強いのではないでしょうか。

  • ふろんた2.0

    しつけとして、刑罰として、時には性的快楽を得る行為としての尻叩き。著者がフランス人だからかもしれないけど、資料は欧米に偏り、アジア圏のものは見られない。鞭を使う、叩くという行為は家畜文化の上に成り立つものなのだろうか。日本のような農耕文化だと縛るという行為のほうが伝統的に多い気がする。

  • Ryo

    自分が通っていた高校はカトリックのイエズス会系の学校であった。どうもイエズス会と尻叩きは深い関連があったらしい。自分の中では当たり前の懲罰だった尻叩き。高校生活と尻叩きは切っても切れないものだった。剣道部顧問の国語教師は特に尻叩きを好み、竹刀を分解した細い棒で尻と腿の付け根45度に入れると最も痛むと嬉々として生徒を打っていた。柔道教師は木刀でしたたかに尻を打った結果、尾てい骨を骨折させ大問題になっていた。キリスト教と尻叩き、そして自分の高校生活を繋げる奇書。作者は本当は最終章だけ書きたかったんだと思う。

  • サイトー

    尻でもなく、アナルでもなく、「尻叩き」という行為一点に集中し、膨大な数の文献と図版で以て、「尻叩き」という官能的にして嗜虐的な倒錯行為の深淵へと、私たちを誘う恐ろしき書籍。この作者ジャン・フェクサスの、飽くなき「尻叩き」への渇望に驚駭を禁じ得ないどころか、指を指して変態!変態!変態!と絶叫したくなる倒錯っぷりは一見の価値あり。ちなみにこのフェクサス、他に「おなら大全」「うんち大全」「でぶ大全」と人間の生理に根差す暗部を鋭く抉る諸作を多く書いていらっしゃるので、ぜひ併読を。

  • massan19

    図書館で私を見てと言う感じで置いてあったので、ついつい借りてしまった。いや〜なかなか面白かったが時代がよく前後するのでわかりづらいところはある。日本はあまり尻叩きの文化は聞かないが、こんなにも西洋では盛んだとは。しかも今も続いてるとは思ってもいなかった。躾や性的倒錯はともかく、宗教や治療のためなんぞのものもあって驚きだ。それに尻叩きの絵はがきは誰に贈るんだ?掲載されている図のほとんどが作者所蔵ってのがこれまたすごい。

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