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ISBN 10 : 4916037898
Content Description
教師の役割とは何だろうか?そして、子どもの教育において、教師はどのような重要性をもっているのだろうか?教師は、子どもが世界を理解できるようにするための手段や方法を、その心の中に作り上げてゆくべきなのか?教師は子どもの問いかけに答えるべきなのか、それとも、権威主義的なやり方で知識を押し付けるべきなのか?活動をどのように提示したら、子どもがそれを取り入れることができるのか?“教育の方法”、“授業の役割”、“子どもの自律性”というテーマは、ジャン・ピアジェが生涯にわたって論じ続けたものである。この本は、今まで一般にほとんど知られておらず、手にすることも難しかった、ピアジェによる教育に関する研究結果を、はじめて一貫した形でわかりやすくまとめたものである。
目次 : 道徳教育の方法/ 子どもの連帯する精神と国際協力/ 国際教育への心理学的序説/ 児童心理学と歴史教育/ 社会の進化と新しい教育/ 自治についての心理学的考察/ 平和教育は可能か?/ グループ作業についての心理学的考察/ 自由の教育/ 2つのタイプの社会:未開社会と「近代」社会における青少年の道徳性の発達/ 自然科学の初等教育についての心理学的考察/ 現代の教育学/ 芸術教育と児童心理学/ ヤン・アモス・コメニウスの現代的意義/ 数学入門、現代数学、そして児童心理学/ 数学教育に関するピアジェとの1時間/ ユネスコの活動計画
【著者紹介】
ジャン・ピアジェ : 1896‐1980。子どもの認識の発達の専門家
芳賀純 : 1931年生。東京大学人文科学研究科修士課程修了。筑波大学名誉教授
能田伸彦 : 1937年生。東京教育大学大学院教育学研究科博士課程退学。筑波大学名誉教授。教育学博士(筑波大学)
原田耕平 : 1947年生。筑波大学大学院教育研究科修士課程修了。川村学園女子大学教育学部教授。筑波大学非常勤講師
岡野雅雄 : 1957年生。筑波大学第二学群人間学類卒業、筑波大学大学院文芸・言語研究科言語学専攻単位取得満期退学。文教大学情報学部助教授。コミュニケーション論・記号論・言語表現などを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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