ジャン・アンリ・ファーブル

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ファ-ブル昆虫記 8

ジャン・アンリ・ファーブル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784082310080
ISBN 10 : 4082310088
Format
Books
Release Date
November/1991
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

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  • ヴェネツィア

    最終巻はファーブルの伝記。1823年に生まれたサン・レオンから1915年に永眠したアルマスの丘までの生涯をたどる。これまで7巻にわたって読んできただけに感慨もひとしおである。幼年の頃から青年期、中年期までは苦労の多い日々だったが、晩年近くになってようやく経済的にも、また名声や栄誉にも恵まれたようだ。もっとも、ファーブル先生にとっては、虫や植物の研究ができるのであれば、それで十分だったのだろうが。ファーブルこそはまさに理科と文学とを繋ぐ、真の意味での博物学者だった。

  • 毒兎真暗ミサ【副長】

    ファーブル先生の子供時代からを振り返る伝記。しかし昆虫の話はやっぱり切り離せるはずはなく、要所要所に様々な昆虫が先生の人生を彩る。そんな先生であるアンリくんの過去は、貧しいながらに【好奇心】という武器を獲てどんどん開花していくのだ。ハチの詩から教養を学び、だからこそ其れをもって息子ジュールの死を悼み。虫も人もひとつの命の花を咲かせていると、先生はお金にも目もくれずひたすらまっすぐなのである。化学の授業での発言も可愛らしい。生きる喜びを知っている人は強い。そして活かす喜びを知っている人も、また強いのだ。

  • バッカス

    前野ウルド浩太郎さんの本に何度も出てくる、ファーブル。昆虫記は読んだことあるけど、伝記は未読だったので、良いチャンスとなった。前野氏並みの研究家。子ども向けの本だけど、ファーブル先生の熱さはよくわかった。

  • イリエ

    貧乏に悩まされた天才ファーブルの人生が悲しい。当時からすると、虫に執着するファーブルは少し浮いていただろうと思う。かなりファーブル贔屓して翻訳されているが、時計の音がうるさいと止めてしまったり、鳥の声がうるさいといって散弾銃をぶっ放したりと、なかなか困ったおっさんでもあるようだ。ま、面白いけど。

  • けいちゃん

    子どもにすすめられて読んだ本。数学や科学に魅せられ、好奇心のまま学び続けるファーブルの姿がとってもいい。貧乏な家に生まれ、給料は安いし、講義内容が物議をかもし退職させられるし、病気療養したり、何度も引っ越しするし、金がなくて本を書きまくったりと、なにかと忙しい人生。60過ぎて再婚して70代で子ども作ってるし〜。好きなことをし続けるファーブル。やっぱり周りからは変人と思われていたようだけど、それでいいよね。ファーブル先生、大好きになった!!

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