ジャン・アンリ・ファーブル

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完訳ファ-ブル昆虫記 第8巻上

ジャン・アンリ・ファーブル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784081310159
ISBN 10 : 4081310157
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

博物学の不朽の名著が、奥本大三郎氏の訳によって読みやすく甦る。本巻では、ハナムグリ、セアカクロサシガメなどが登場。自然に親しむ手引書として、大人から子どもまで楽しめる。

【著者紹介】
ジャン=アンリ・カジミールファーブル : フランスの博物学者。1823年、南仏ルーエルグ山地のサン=レオンに生まれる。少年時代から生活苦と闘いながら勉学にいそしみ、師範学校に進学。教師になってからも独学で数学、物理学、博物学を学び学士号を取得。カルパントラの小学校に勤務したあと、コルシカ島で国立中等学校の物理の教師になり、さらにアヴィニョンでも国立中等学校の物理の教師を務める。そのころから昆虫の行動観察に目ざめ、研究論文を次々に発表。様々な賞を獲得し、ファーブルの名前はフランスを中心に広く知られるようになる。五十五歳のとき、広大な庭をもつセリニャンの家に移住。自らアルマス(荒地)と名づけた自宅兼研究所で昆虫の観察に打ち込む。その前後三十年間の記録が『昆虫記』(全十巻)である。1915年、アルマスで永眠。享年九十一

奥本大三郎 : フランス文学者。作家。1944年、大阪市に生まれる。東京大学仏文科卒業、同大学院修了。主な著書に『虫の宇宙誌』(読売文学賞)、『楽しき熱帯』(サントリー学芸賞)、『斑猫の宿』(JTB紀行文学大賞)などがある。ファーブルについての著作も多く『博物学の巨人アンリ・ファーブル』、“ジュニア版”『ファーブル昆虫記』(全八巻・産経児童出版文化賞)などが多くの人に愛読されている。「NPO日本アンリ・ファーブル会」を設立。東京の自宅に昆虫の標本やファーブルの資料を展示する「ファーブル昆虫館」を開館。埼玉大学名誉教授。日本昆虫協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • デントシロー

    ファーブルが80歳になる時期に書かれた巻である。馴染みの昆虫はカメムシぐらいしか出てこない。何となく読んでいる、流し読みになりそうであるがところどころにファーブルの人生観が記述されており、それが妙に物語性があり面白い。9歳まで生まれ育ったサンレオン村への帰郷への念など胸に迫る思いなどは自分の境遇と同じと共感を得た。蜂の種類が多すぎて日常みる蜂など解らない。ファーブルは蜂の分類など蒐集に対しては批判的であるがまず基礎はそこにあり自然の蜂の種類がわからないと生態を観察できないと思う。この巻は学者の範疇である。

  • Coffee

    カメムシ

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