ジャン・アンリ・ファーブル

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完訳ファ-ブル昆虫記 第7巻上

ジャン・アンリ・ファーブル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784081310135
ISBN 10 : 4081310130
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

虫に「死」という概念はあるのか。「死」を知るはずのない虫がなぜ死んだふりをするのか。疑問に思ったファーブルが、自らの実験でそれを確かめた結果は…。ツチハンミョウの不思議な一生がわかる。

【著者紹介】
ジャン=アンリ・カジミールファーブル : フランスの博物学者。1823年、南仏ルーエルグ山地のサン=レオンに生まれる。少年時代から生活苦と闘いながら勉学にいそしみ、師範学校に進学。教師になってからも独学で数学、物理学、博物学を学び学士号を取得。昆虫の行動観察に目ざめ、研究論文を次々に発表。五十五歳のとき、広大な庭をもつセリニャンの家に移住。自らアルマス(荒地)と名づけた自宅兼研究所で昆虫の観察に打ち込む。その前後三十年間の記録が『昆虫記』(全十巻)である。1915年、アルマスで永眠。享年九十一

奥本大三郎 : フランス文学者。作家。1944年、大阪市に生まれる。大阪大学仏文科卒業、同大学院修了。主な著書に『虫の宇宙誌』(読売文学賞)、『楽しき熱帯』(サントリー学芸賞)、『斑猫の宿』(JTB紀行文学大賞)などがある。『ファーブル昆虫記』(全八巻・産経児童出版文化賞)などが多くの人に愛読されている。「NPO日本アンリ・ファーブル会」を設立。東京の自宅に昆虫の標本やファーブルの資料を展示する「ファーブル昆虫館」を開館。現在、埼玉大学教授。日本昆虫協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • デントシロー

    ゾウムシの登場である。「石の図書館は形態は示しているが本能は示していない。」とファーブルが述べているように太古から同じ形をしているゾウムシの観察をすることにより進化論に対抗している。頁岩に残された化石まで調べてゾウムシの生態を観察する執念がすごい。ドングリを切り抜いたりする口吻と同じ形態であるのにある虫は全く違う物に使うという奇妙さを追求している。同じ格好していても子孫の残し方には大きな違いがある事を同じ祖先という言葉だけの進化論では説明つかない。オオヒョウタンムシ、ハマキチョキリムシの章も面白い。

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