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ISBN 10 : 4622085283
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第一次大戦後、世界の経済状態は急速に悪化し、ついに恐慌になだれ込んだ。そのなかで英米の指導権争いは激化する。ドイツではヒトラーが政権を奪取し、スペインでは内戦が勃発し、イタリアではムッソリーニが台頭し、日本はアジア大陸侵略の野心に燃えていた。「誰もがこぞって平和を論じるが、じつは戦争の準備をして」いた。ネルーは、インディラと「いっしょに昔のことを思い浮かべ、そして未来を過去よりもいっそう偉大にする」ために学びたいと願った。親しみと深い感動を伝える歴史物語が完結する。
目次 : 世界恐慌/ 恐慌の原因/ 英米の指導権あらそい/ ドル、ポンド、ルピー/ 資本主義世界の分裂/ スペインの革命/ ドイツにおけるナチの勝利/ 軍縮問題/ ルーズヴェルト大統領の政策/ 議会政治失敗のあと/ 世界の現状/ 戦争の脅威/ 最後の手紙
【著者紹介】
ジャワーハルラール・ネルー : 1889‐1964。インドの政治家、民族独立運動の指導者。英国の支配に抵抗、1945年までに下獄9回、人生の最盛期を獄中に過した。この間、ガンディの不服従非暴力運動にも協力した。1947年の独立とともに首相、外相および連邦関係相を兼ねた。49年連邦首相会議、55年憲法の成立、51年インド経済5カ年計画、54年ジュネーヴ会議、55年バンドンのアジア・アフリカ会議と内政に外交に多面的な活躍をした。その反帝国主義、反植民地主義、反人種差別主義には戦後世界をリードしていく歴史感覚と民衆への愛情があった
大山聰 : 1915年東京に生まれる。1938年東京大学文学部卒業。早稲田大学、東京都立大学教授、成城大学文芸学部教授、および東京芸術大学、早稲田大学講師を歴任。2002年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ぷるぷる
読了日:2018/01/28
(ま)
読了日:2016/12/29
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