ジャネット・サディク=カーン

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ストリートファイト

ジャネット・サディク=カーン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784761532611
ISBN 10 : 4761532610
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

歩行者空間化したタイムズスクエア、まちに溢れるプラザや自転車レーン。かつて自動車が幅を利かせていたニューヨークの街路は、歩行者と自転車が主役の空間へと変貌を遂げた。小さな実践を足掛かりに大きく都市を変え、人間のための街路を勝ち取った、元ニューヨーク市交通局長による臨場感とアイデアに満ちた闘いの記録。

目次 : 新たな街路のコードづくり―主役は車から歩行者へ/ 街路をめぐる闘い/ 都市の命運を握る高密化/ まちを変える都市アジェンダ/ 街路の読み解き方/ 歩行者に従おう/ 生まれ変わったタイムズスクエア―歩行者空間化への闘い/ 良いアイデアは盗むもの―メデジン、ボゴタ、ロンドン/ 自転車レーンへの反発/ シェアバイク―シェアリングエコノミーの最前線/ 数字から見る安全性/ 避けては通れないバスの話/ 「データ」が変える街路の豊かさ/ 交通インフラストラクチャーの本質/ 闘いは終わらない

【著者紹介】
ジャネット・サディク=カーン : 1960年生。交通・都市の変革に関する世界的権威。マイケル・ブルームバーグ市政下における2007年〜2013年のニューヨーク市交通局長。タイムズスクエアの歩行者空間化や400マイルにも及ぶ自転車レーンの敷設延長など多数のプロジェクトを手がけ、ニューヨーク市における公共空間の創出に改革を起こした。退局後はブルームバーグ氏とともにブルームバーグ・アソシエイツを立ち上げ、アメリカ国内外の都市デザインに携わるなど活躍している。全米都市交通担当官協会(NACTO)理事長。ニューヨーク市在住

セス・ソロモノウ : ブルームバーグ・アソシエイツ・マネージャー。ブルームバーグ市政期に、サディク=カーンおよびニューヨーク市交通局の最高メディア戦略責任者を務める。コロンビア大学ジャーナリズム大学院修了。ニューヨークタイムズ紙およびスタテン島アドバンス紙のライターでもある。ニューヨーク市ブルックリン区在住

中島直人 : 1976年生。東京大学大学院工学系研究科准教授。専門は都市デザイン・都市論・都市計画史

石田祐也 : 1988年生。建築家。一般社団法人ソトノバ共同代表理事、株式会社ヌーブ一級建築士事務所。東京大学大学院工学系研究科建築学修了。修士(工学)。専門は建築およびパブリックスペースのデザイン

関谷進吾 : 1983年生。プレイス・ソリューションズ・グループ合同会社代表社員。プラット・インスティテュート大学院修了。修士(アーバンプレイスメイキング・マネジメント)。ユニオンスクエアパートナーシップ、WXY建築・都市デザイン事務所を経て、2019年より現職。フルブライト大学院留学プログラム奨学生。日米教育交流振興財団吉田育英会(YKK)冠奨学生(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • びす子ちゃん

    2007〜PlaNYCによるNYの交通改革のリーダーによる本 自動車レーンを減らして歩道を拡張しても(交通量が減るので)渋滞は起こらないのに驚いた

  • KakeruA

    長年ニューヨークで交通政策に携わり、政策や事業を取りまとめた人間らしい街路を管理運営するための手引き、ストリートデザインマニュアルなど、多くの実績を上げたジャネット氏の闘争が語られる本書。書名の如くさまざまな政治的な対立、衝突を乗り越えて実行してきた数々のプロジェクト、そこにかけられた熱意。数々のファイトの記述には冗長的な部分もあるが、歩行者空間を取り戻す戦略・戦術レベルの視点に驚かされる。歩行者空間から公共交通路、都市レベルまでを行ったり来たりするスケール感を見習いたい。

  • mcbook

    ☆4 勧められて手に取りました。 道路空間に対する認識が単に人・車などの交通に留まらず、まちづくり、社会形成にまで視野が広がっていることに驚く。 さらには、その実行力、実現力が驚異的である。実行に向けた詳細は多くは語られていないが、データを中心とした企画立案、政治との駆け引き等々、組織マネジメントの本としても参考になる。 ただ、分量が多いので、腰を据えて読む必要がある。

  • snzkhrak

    読まなければならないと思っていたが、後回しになっていた。冒頭の道路再配分の前後の姿に目を奪われた、この景色を自身のPJでもやってみたいし、やらないとならない。世界と同じような状況は東京にもある、歩車輪の棲み分けが必要。同時代でこんなにも戦ってる人達がいると思うと心強い。車至上主義、道路に染み付いた価値観を天地逆転させる位の発想の転換、変革が要る。学生の時、クリチバの話に感銘を受けた事や、フリヒリアナ、グアナファト、フェズ、ベネチア…車両が侵入しない街がとにかく好きだった事を思い出した。

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