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ジャック・リッチーのあの手この手

ジャック・リッチー

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150018771
ISBN 10 : 4150018774
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『このミステリーがすごい!』第1位作家の日本オリジナル短篇集。膨大な未訳から編纂者が精選に精選を重ねた23篇はオール初訳。

【著者紹介】
ジャック・リッチー : 1922年、ウィスコンシン州ミルウォーキー生まれ。1982年「エミリーがいない」でアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞最優秀短篇賞を受賞する。2005年に日本で編まれた『クライム・マシン』が『このミステリーがすごい!』第1位に輝く。1983年没

小鷹信光 : 1936年生、早稲田大学英文科卒、ミステリ評論家、翻訳家、作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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「クライム・マシン」でリッチーの虜になり...

投稿日:2021/04/19 (月)

「クライム・マシン」でリッチーの虜になり、こちらも堪能しました。読み終えたら拍手喝采したくなるような短編が目白押し。ジャック・リッチーの短編を読めば、もう他のオチのある短編は読む気がしなくなるくらいにとびぬけた才能の持ち主ではないでしょうか。ミステリ風味が多いのですが、ジャンルも多岐にわたり、まさにこう言う人を天才と呼ぶのでしょうね。

カプチーノマックス さん | 静岡県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    『銀行強盗にあって妻が縮んでしまった話」(原題:The Tiny Wife)と同様、題名の訳し方が上手いなと感じました。中身はオチでくるりとひっくり返るショートショート集。独善的とも言える正義は関係者には邪魔でしかなく、長いものに巻かれることも大切な「寝た子を起こすな」、自殺を止めようとした警官自身が自分のダメダメぶりを暴露して追い込まれる「下ですか?」は「人生、そんなもんだ」と肩を叩きたくなります。それにしても〆である「ダウェンポート」が怖すぎる><;

  • 七色一味

    読破。読友さんの感想に興味を持って、図書館で借りてみた。この作家さん初めて読むなぁ。アソートパッケージな作品群。結構賛否両論あるようですが、私的には結構「おもしろかった」かな。1編が短いので、ちょっと時間があるときに読めていいな。

  • ちょろんこ*勉強のため休止中

    アッと驚くオチが待っている話が多かったです。こじゃれたユーモアが漂っていて、軽いタッチでサクサク読めました。前書き(前口上)からしてワクワク!特にオチがない話でもストーリーの骨格がしっかりしていて、全話ハズレがなく読み応えがありました。「下ですか」「味を隠せ」「最初の客」「三つ目の願いごと」が特に好き(^^♪装丁もナイス!

  • 紅はこべ

    外れのないジャック・リッチー。まして編訳者が小鷹信光氏ならね。辛い思いをせずに、ミステリを楽しみたい向きにはうってつけの作家です。

  • アキ・ラメーテ

    一言で言うならば、粋で洒落たミステリーの詰め合わせといった趣の短編集。どれを読んでも、ひねりが効いていたり、洒落た余韻を残して終わったり、読んでいて、にんまりしてしまった。

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