Product Details
ISBN/Catalogue Number
:
ISBN 13 : 9784409330517
ISBN 10 : 4409330519
ISBN 10 : 4409330519
Format
:
Books
Release Date
:
October/2014
Content Description
1976年2月、精神科医ジャック・ラカンはパリのサンタンヌ病院において、患者ジェラールと対話する。本書はその貴重な記録の、初めての邦訳である。ラカンによる具体的な臨床の手つきが伝わるとともに、自閉症との鑑別が重要な現代の軽症化精神病(普通精神病)に対するラカン派精神分析の原点が示される、生々しいドキュメント。十全な解説を施し、ラカン思想への入門としても最適。
目次 : プロローグ/ 第1幕 対話編―ラカンと患者の対話/ 第2幕 理論編/ 第3幕 解決編/ 第4幕 現代におけるラカン―普通精神病と自閉症、現実感を巡る議論/ エピローグ―日本におけるラカン派精神分析実践の可能性(原発の傍らに)
【著者紹介】
小林芳樹 : 1973年生まれ。2000年、京都府立医科大学卒業。2006年10月〜2011年12月、フランス政府給費留学生としてパリ第8大学精神分析学科大学院に留学、同学科修士号取得。2013年4月より、独立行政法人国立病院機構東尾張病院勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)
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