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教育の超人類史 サピエンス誕生から未来のシナリオまで

ジャック・アタリ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784479798095
ISBN 10 : 4479798099
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
林昌宏 ,  

Content Description

種の保存のための知識を伝承していた有史以前。一神教が知を独占してきた14世紀まで。活版印刷と宗教改革、そして産業革命と戦争で知の底上げがはかられた現代。人類はいかに「知」を受け継いできたのか。欧州の「知の巨人」による未来予測!

目次 : 序章 教育の歴史から未来を予測する/ 第1章 教育のはじまり―ホモ・サピエンス登場から二〇〇〇年前まで/ 第2章 一神教による教育の支配―紀元一年から一四四八年まで/ 第3章 印刷技術の発達と宗教改革で広がる知識―一四四八年から一七〇〇年まで/ 第4章 権力者と理想の教育―一七〇〇年からフランス革命まで/ 第5章 教育の発達と経済―一八〇〇年から一九〇〇年まで/ 第6章 すべての人が教育を受ける時代―一九〇〇年から二〇二二年まで/ 第7章 これからの教育―ホモ・バルバリクスあるいはホモ・ハイパーサピエンスのシナリオ

【著者紹介】
ジャック・アタリ : 1943年アルジエリア生まれ。パリ理工科学校、パリ政治学院および国立行政学院卒。1981年フランソワ・ミッテラン大統領顧問、91年欧州復興開発銀行の初代総裁などの要職を歴任しながら、思想家・ジャーナリスト、劇作家等としても幅広く活躍。経済・哲学・歴史・評伝、文化論など幅広い分野で50冊以上に及ぶ著作を上梓

林昌宏 : 1965年名古屋市生まれ。翻訳家。立命館大学経済学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom

    私は、社会で最も大切なのは「教育」だと思う。教育の人類史を辿る本書は、タイトルに偽りなしの壮大な一冊である。一神教が教育を支配した中世から印刷技術の発達により知識が拡大した近世、そして、経済と教育の関連性が明らかになる現代へと教育の位置づけが変化する。また、エリート教育・大衆教育など、各国毎に教育方針が異なるという地域特性もよく分かった(日本に関する言及が少ないのは残念だが…)。自由七科に代わる「新たな四科」として、科学・倫理学・芸術・生態学の四つが提案されているのは、如何にもアタリさんらしいと感じる。

  • てら

    淡々としている。悪い意味ではない。教育の起源を世界規模で話そうと思ったらこうなるのだなぁという感じである。日本について書かれた項は少ない。黒船に対して屈辱的な敗北と書かれているのは、あまりぱっとしない表現であったが、世界からみたらそんなものなのかもしれない。しかし、後半の未来予想については、知の巨人である作者のなせる技である。SFめいてはいるが、もうそこまで来ている未来なのかもしれない。本書の始まりから広がった材料を、未来に向けてガッと収束していく読書体験はこの本くらいでしか体験できないのかもしれない。

  • マヌタ

    まずは端的に各国個別の教育の歴史が追えた。本書ではそもそも未来の教育のあり方を知りたかったが、あくまでも予測しえる人口動態からの視点での提言に過ぎず、あとはテクノロジーによる教育の変革というどこかありふれたものだった。 ただ予測できる人口動態から、新興国で教員が不足するというのはたしかで、そこの知識の伝達がどこまでテクノロジーが担えるのかという点は興味深かった。

  • 好転する兎

    ★★★★★ 快著!奇著! 人類の教育についてイチから掘り起こして描く。近代の「教室」が、実は歴史上は特殊な教育形態であることや、未来の教育事情の予測など傾聴に足る内容。ただしものすごく分厚いのでつまみ読。

  • Shinsuke Mutsukura

    コイツの本の特徴は、最初と最後にきれいごと並べて、さぞ、皆さん平和にみたいな感じだが、中身にコイツらディープステートの本性が隠されてるのよ。 超富裕層と中間層と貧困層にわけねぇと搾取ができなぇからなんだが、最後の理想論も生きて行けなきゃ(飯が食えなきゃ)教育なんてできねぇんだよ。 人小バカにするのもいい加減にしやがれって感じですね。 イーロン・マスクがやろうとしてることも結果ソレ以上にヤバいのかもしれませんが。。。 しかし、コイツらよく勉強してるよ。そこだけはマジで感心するわ。

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