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ISBN 10 : 4801008755
Content Description
1950年代、ルポルタージュ芸術から九州派、創造美育協会まで、創作活動は社会運動と深く結びついていた―特権的なものに抗い、新たな価値体系を樹立せんとした社会関与的な芸術の試み。そのネットワークをたどり、未だ汲みつくされることなき芸術=社会的実践の可能性に光を当てる。
目次 : 第一部 エンゲージメントの芸術=技法と戦後初期の民主的文化(参加型文化と民主的文化/ アートとエンゲージメント)/ 第二部 前衛のドキュメンタリー―一九五〇年代のルポルタージュ芸術(《あけぼの村物語》の物語/ 社会派ドキュメンタリー作品と運動としてのルポルタージュ芸術/ 前衛主義リアリズム/ 桂川寛、池田龍雄、中村宏)/ 第三部 開かれた扉を開く―創美と羽仁進(創美セミナーに降り立つ/ 組織と運動としての創美/ 創美の哲学と教育学/ 羽仁進とカメラの創造性)/ 第四部 九州派タルタル―野生と洗練の間の反芸術(英雄たちの大集会/ 九州派―三つの世界の間で/ 九州派の芸術/ 反芸術残酷物語)
【著者紹介】
ジャスティン・ジェスティ : 米国に生まれる。現在、米国ワシントン大学アジア言語・文学学科准教授
山本浩貴 : 1986年、千葉県に生まれる。一橋大学社会学部卒業後、ロンドン芸術大学博士課程修了。現在、実践女子大学文学部美学美術史学科准教授。専攻、文化研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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