Product Details
ISBN 10 : 4791110145
Content Description
EMDRの目覚ましい効果を感じながらも、より複雑な情緒的問題への対応に難渋する治療者のための最新ガイド。標準EMDRプロトコルへの理解が深まり、臨床に役立つ追加的治療ツールを解説。
目次 : 第1部 複雑性PTSD治療のための適応的情報処理フレームワーク(複雑性PTSD患者にEMDRを使用する際に必要となる理論的枠組みと追加の「ツール」/ 外傷性記憶とEMDR、二重注意が可能なとき)/ 第2部 心的防衛を解消するための適応的情報処理手法(心的防衛を治療するための適応的情報処理モデル/ 回避に対するEMDR/ 理想化防衛をターゲットにするとき/ 適応的情報処理手法を用いた嗜癖障害の治療)/ 第3部 解離性パーソナリティ構造を治療するための適応的情報処理モデル(適応的情報処理モデルにおける解離の治療/ 準備段階の基本的枠組み/ 準備:楕円を使った言語/ 準備:描画/ 愛情のこもったまなざし:1つのパートが別のパートを「見つめる」こと/ 恥による防衛を治療する/ CIPOS手続き)/ 第4部 事例(ヴェロニカ/ ダグ/ 終わりの言葉)
【著者紹介】
ジム・ナイプ : Ph.D.コロラド州在住の開業心理士。1976年に開業し、1992年よりEMDRを使用した臨床に従事している。EMDR‐HAPトレーナー、EMDRIA認定コンサルタント&インストラクター。EMDRIAより2007年に「マスターセラピスト」の称号を授与された。EMDRIA、EMDR Europe、EMDR Asiaだけでなく、デンマーク、ドイツ、スコットランド、イタリア、ベルギー、スウェーデン、スペイン、オランダ、トルコ、日本など世界各国のEMDR学会の年次大会にて講演やトレーニングを実施。9.11や1999年のトルコ地震のサバイバーにEMDRを実施した結果についての論文など著書多数。Knipe博士の著作は、自己破壊的な心的防衛や解離症状を呈するクライエントに対して活用できる具体的手続きを解説している
菊池安希子 : 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所地域・司法精神医療研究部室長。博士(保健学)、臨床心理士、公認心理師、精神保健福祉士。1995年東京大学大学院医学系研究科保健学専攻博士課程単位取得退学後、明治学院大学非常勤講師、東京大学保健センター助手を経て2004年より現職。専門分野は司法心理療法、統合失調症の認知行動療法
大澤智子 : 公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構兵庫県こころのケアセンター研究主幹。博士(人間科学)、臨床心理士、公認心理師。2003年、大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了後、兵庫県こころのケアセンター主任研究員就任。2013年より現職。専門分野は二次受傷、惨事ストレス、災害時のこころのケア(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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