Product Details
ISBN 10 : 4861829712
Content Description
わたしたちが暮らす世界は予測不可能なことの連続で、矛盾に満ちている。複雑な世界に生きながら、日々の生活で難しい判断を迫られ、意思決定をくだし、それに基づいて行動しなければならない。混乱を招く情報や、偽情報を前につまずくこともある。では、どうすれば、もっと客観的に物事を見られるのだろうか?複雑なものを分類して、うまく対処できるだろうか?本書では、作家・科学コメンテーターとしても人気の物理学者が、虹のしくみや相対性理論などを例に、「オッカムのかみそり」「洞窟の比喩」「インポスター症候群」「優越の錯覚」など、哲学的・心理学的なキーワードも駆使しながら、科学的な考えかたを日常に取り入れることを提案し、偏見をできるだけ取り除くこと、証拠に基づいた情報を集めることの重要さを説き、今よりもちょっとだけ科学的に考えて生きるために最良の8つのレッスンを提示している。「科学は政治とは違って、イデオロギーや信念体系ではない。ひとつのプロセスなのだ」
目次 : 序章/ 第1章 真実と真実でないものをどう見分けるか/ 第2章 物事はもっと複雑だ/ 第3章 謎は大切にすべきもの、だが解くべきもの/ 第4章 理解できないことも、努力しだいで理解できる/ 第5章 証拠より意見を重視してはいけない/ 第6章 誰かの考えを批判する前に、自分の偏見を認識しよう/ 第7章 考えを変えることを恐れるな/ 第8章 現実を守るために立ち上がれ/ 終章
【著者紹介】
ジム・アル=カリーリ : イギリスの理論物理学者、作家、キャスター。サリー大学理論物理学教授。専門は核物理学、量子力学、量子生物学。BBCラジオおよびテレビで科学番組の司会者を務めるほか、科学コメンテーターとしてさまざまなメディアに登場している。英国王立協会のマイケル・ファラデー賞、スティーブン・ホーキング・メダルなど、数々の賞に輝く
桐谷知未 : 翻訳家。東京都出身、南イリノイ大学ジャーナリズム学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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takao
読了日:2024/05/11
Go Extreme
読了日:2025/07/04
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