ジェーン オースティン

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高慢と偏見 下

ジェーン オースティン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784003222225
ISBN 10 : 4003222229
Format
Books
Publisher
Release Date
July/1994
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

オースティンにとっては「田舎の三、四軒の家族こそが小説の恰好の題材」なのだという。ベネット一家を中心とする恋のやりとりを描いたこの作品においても、作者が最も愛したといわれる主人公エリザベスを始めとして、普通の人々ひとりひとりの個性が鮮やかに浮かび上がる。若さと陽気さと真剣さにあふれた、家庭小説の傑作。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 遥かなる想い

    下巻は「田舎の村の家庭の物語」が 穏やかに続く。エリザベスと高慢な ダーシー氏との 交流はのどかで悪意がないのが良い。 エリザベス視点の独白はこの時代の女性たちの 思いの代弁なのだろう..単調だが安定した 田舎の恋の物語だった。

  • ケイ

    恥ずかしくなるくらいのシンデレラストーリー。いい子にはいい相手が。悪い子にはどうしようもない相手が。あらあら、本当に。そして意地悪なおばさんにはそれ相応の腹立たしさと恥を与え、やさしいおじさん夫婦にはふさわしい敬意を。イギリスはなんといっても階級社会で、多少は緩和されたと言っても今の王家を見ても確かに感じるものはある。大人の女は笑って読めるが、若い女の子が白馬の騎士を信じたとしたらそれは罪だ。

  • ベイス

    小難しいタイトルだが、読後、その意味が妙に腑におちてなるほどなと。高慢という言葉には負のイメージが強いけど、登場人物の「高慢」は、この時代の古典によく出てくる華族が持ち合わせ、いまやめったにお目にかかれない「矜持」と言い換えられる。それが過剰となって「偏見」化するが、偏見から自らを脱却させるのもまた「高慢」なのだ。この人物はこんな性格、との割りきりが潔く、決してキャラ変することはない。だから広がりに欠けるとの批判はあたらないとの見解は、訳者に同意。むしろ狭くガチガチだからこそのこの没入感なのたろう。

  • 雪月花

    岩波文庫の上巻で苦戦したので、新潮文庫の『自負と偏見』に乗り換えて読了。同じ小説とは思えないほど新潮文庫の方が読みやすかった。本書はジェーン・オースティンが21歳の時の作品らしいが、訳者の小山太一氏が書かれているようにオースティンは人間観察眼が鋭く、人物描写が秀逸。俗物のベネット夫人と末娘リディアの言動には閉口したが、これも人間の滑稽さを喜劇的に描写していると思えば慣れてきて楽しめる。欲を言えば最後にジェインとビングリ―の関係とエリザベスとダーシーの関係が急展開を見せる部分をもっと丁寧に書いてほしかった。

  • yumiha

    〈下〉は、一気に読み進めた。初めは嫌っていた青年との恋に落ちるとか、姉ジェーンより美貌が劣る(読者に親近感を持たせる戦略?)とか、困難を乗り越えてハッピーエンドちゅうのは、かつての(今も?)少女漫画のパターン。でも、当時は新鮮だったんだろうか。ニヒリスティックで時に皮肉を口にするベネット氏。いわゆるおばちゃん気質のベネット夫人。このお二人に、ときどき笑わせてもらった。

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