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ISBN 10 : 4788514826
Content Description
遺伝子は強力だ。だが、その力は社会環境の改善と組み合わされ、人類の知性と道徳性の進歩をさらに可能にする。人類が時代と共に、認知的、道徳的に進歩してきたことを科学的、歴史的事実に基づいて論証。遺伝子が私たちの生き方にどのような影響を及ぼすのかという問いに、政治哲学・道徳哲学者にして心理学者のフリンが真正面から取り組んだ書。
目次 : 1章 私たちの遺伝子と私たち自身/ 2章 遺伝子と認知的進歩/ 3章 劣生学と優生学/ 4章 遺伝子と道徳性の進歩/ 5章 遺伝子と個人差/ 6章 凍結された心
【著者紹介】
ジェームズ・ロバート・フリン : 1934年ワシントンDC生まれ。1950年代初めにシカゴ大学で数学と物理学を学んだ後、ケンタッキー大学、ウィスコンシン大学で哲学を教えたが、マッカーシズムが吹き荒れていた。アメリカを去ることを決意し、1963年ニュージーランドに移住。オタゴ大学政治学名誉教授。知能研究、とりわけ「フリン効果」で世界的に知られる
無藤隆 : 東京大学大学院教育学研究科博士課程中退。聖心女子大学、お茶の水女子大学を経て、白梅学園大学子ども学部教授。専門は発達心理学・幼児教育
白川佳子 : 広島大学大学院教育学研究科博士課程後期修了、博士(教育学)。長崎短期大学、鎌倉女子大学短期大学部を経て、共立女子大学家政学部教授。専門は臨床発達心理学、教育心理学、保育学
森敏昭 : 広島大学大学院教育学研究科博士課程中途退学。文学博士。広島大学を経て、岡山理科大学教授。専門は認知心理学、教育心理学、学習科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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