Books

わが名はヴィドック 犯罪者、警察密偵にして世界初の私立探偵の生涯とフラ

ジェームズ・モートン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784887217164
ISBN 10 : 4887217161
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

一犯罪者からフランス警察の要職にまで上りつめ、遂には世界初の私立探偵に。ジャン・ヴァルジャン、「モルグ街の殺人」のデュパン、アルセーヌ・リュパンなど、仏文学、推理小説に多大な影響を与えた怪人の生涯。

【著者紹介】
ジェイムズ・モートン : 25年間の弁護士生活の後、法務関係の雑誌編集に携わる。現在は作家としてGanglandシリーズなど多数の著書を手がける

栗山節子 : 東京外国語大学卒業。現在翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • やいっち

    思えば、このフーコーの底意地の悪いような辛らつな観察と分析も、今となっては牧歌的に思えてしまう。それほどに現代は荒んでしまっている。「警察と非行性との直接的で制度的な結合」どころか溶け合ってしまって、分離できなくなっているのではなかろうか。  社会も制度も、土台から液状化しているように思えてならない。

  • 寧々子

    犯罪者であり世界初の私立探偵ヴィドック。日本での知名度が低いせいか、現在入出可能な参考文献は本書しかない。数々のヒーローに影響を与えたことを考えると、もっと人気があってもよさそうな人物なのだけれど。本書の中身が充実していたことが救いだった。彼が犯罪者時代、幾度となく繰り返した脱獄にまつわるエピソードなど、とくに興味深く読んだ。岩窟王に出てくるようなシーンが、実際現実に行われていたとは。犯罪者がギロチンで命を終わらせられた時代の残酷さと、おかしいくらい低い監獄の塀。ちぐはぐさが返って生々しかった。

  • qoop

    18〜19世紀のフランスで勇名を馳せたという犯罪者にして密偵、世界初の私立探偵…という怪人物の評伝。フランス革命前後の混乱期を巧みにすり抜け、体制の変化に寄り添いながら咲いた時代の徒花…という雰囲気だが、近代の警察(組織作り)への影響や、文学的なアンチヒーロー像の形成に大きく寄与していることを考慮すると、一概に徒花とも云えないのかな、とも。当初思っていた以上に小物感たっぷりなのも意外で面白かった。

  • こずえ

    面白かったー。犯罪者にして密偵、世界発の私立探偵。フランス革命期に実在したヴィドックの評伝。私の知識が浅いんで、細かいところでよくわからなかったり、人物が多くて混乱したりしてましたが(笑)こういう評伝にしては、ヴィドックが無茶苦茶すぎてサクサク読めます。自伝が当時もベストセラー…てことは、当時の人が読んでも魅力的だったってことだね。脱獄王から敏腕刑事、大統領選まで立候補て…無茶苦茶なオッサンである…。

  • takao

    ふむ

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items