ジェームズ・ジョージ・フレーザー

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図説金枝篇 上

ジェームズ・ジョージ・フレーザー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062920476
ISBN 10 : 4062920476
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2011
Japan

Content Description

イタリアのネミ村の祭司は、なぜ「聖なる樹」の枝を手にした者と戦い、殺される宿命にあったのか。この謎を解くべく、イギリスのフレーザーは四十年を費やして全十三巻の大著『金枝篇』を著した。世界各地の信仰と習俗を蒐集した民族学の必読書であり、難解さでも知られるこの書を、二人の人類学者が読みやすく編集した「図説・簡約版」の日本語訳。

目次 : 第1部 呪術と王の成り立ち(森の王/ 祭司たる王/ 共感呪術/ 呪術による天候の支配/ 神格をもつ王/ 樹木崇拝/ 植物の生育と性の関係/ 聖なる結婚/ オーク崇拝)/ 第2部 タブーと霊魂の危難(王者の重荷/ 霊魂の危難/ タブーとされる行動と人物/ 未開人への感謝)/ 第3部 死にゆく神(神々の死/ 聖なる王を殺すこと/ 王殺しに代わる慣習/ 樹木の霊を殺す)

【著者紹介】
J・G・フレーザー : 1854年、スコットランドに生まれ、グラスゴー大学、ケンブリッジ大学トリニティカレッジを卒業。1879年、ケンブリッジ大学特別研究員となる。リバプール大学教授としてイギリス最初の社会人類学の講座を担当し、1914年にサーの称号を得た。1941年没

M・ダグラス : 1921年生まれ。イギリスの文化人類学者。オックスフォード大学卒。ロンドン大学教授、ノースウェスタン大学教授などを歴任

S・マコーマック : フランクフルト生まれ。ゲーテ大学で近代史を学び、オックスフォード大学で博士号取得。ノートルダム大学教授。専門はラテン・アメリカや古代地中海の信仰、宗教儀礼など

吉岡晶子 : 1965年、東京外国語大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゲンショウ

    図書館で気になり拝読。呪術的世界に、謙虚さを感じる。人は、昨日より賢くなってはいないのだろう…多分。さて、下巻へ。

  • 拓也 ◆mOrYeBoQbw

    文化人類学。20世紀の文学、評論、民俗学に大きな影響を与えた一冊ですね。学術文庫版は図解が有る分、中身は簡約版となっていますが重要部分は含まれています。上巻は「森の王」「祭司たる王」「王殺し」について。イタリアのネミ村の司祭を雛形に、古代〜現代ヨーロッパ、更にアフリカやアジア、ミクロネシアの離島の風習を比較研究しています。やはり今の時代に読んでも、書かれている事実が様々な想像を掻き立て、20世紀の作家が影響を受けたのも納得できますね(・ω・)ノシ

  • いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】

    **西洋民俗考古学・上巻**西洋民俗ネタの小説読解の為読了。感想は下巻でまとめます。

  • ミュポトワ@猫mode

    図書館本。まず始めに、私は金枝篇マニアではないです。ただ、復習のためにこの金枝篇を読んだだけです。 っで、内容としては岩波文庫の金枝篇を要約してまとめた感じの本です。岩波文庫ですら簡約本を和訳した本なので、さらに纏めたら意味がなくなるんじゃないかって気がしますが、読みやすくはなってます。とはいえ、かなり難解な本ですが… あと、図説となっていますが、図はほぼ意味がないです。図による詳細な解説を期待していると面食らいますよ。 下巻も読みますが、難解なのであまりお勧めはしませんが、岩波文庫よりは幾分ましか…

  • 春風

    人類学の古典『金枝篇』の図説・簡約版。本家『金枝篇』は1890年に初版が出版され、増補が繰り返されて全13巻に至った大著。さすがに13巻は読み切る自信がないので簡約版で。本書はサビーヌ・マコーマックが第3版を要約したものであり、北斎の『こはだ小平二』が図に登場するのだが、蚊帳や線香の意味を解していなかったらしく左方に90°回転したかたちで掲載されていたのが非常に気になってしまった。上巻では、怒涛の民俗学的事例の列挙にただただ圧倒される。

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