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第一次世界大戦の起原 改訂新版・新装版

ジェームズ・ジョル

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622085928
ISBN 10 : 4622085925
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

火元はサライェヴォ事件だった。歴史のダイナミックな力学と当時の雰囲気を、現代史の第一人者が再現する名著。

目次 : 第1章 序論/ 第2章 一九一四年七月危機/ 第3章 同盟外交と旧外交/ 第4章 軍国主義・軍備・戦略/ 第5章 内政の圧力/ 第6章 国際経済/ 第7章 帝国主義の対立/ 第8章 一九一四年の雰囲気/ 第9章 むすび

【著者紹介】
ジェームズ・ジョル : 1918‐1994。イングランドに生まれる。ボルドー大学とオックスフォード大学ニュー・カレッジで教育を受ける。第二次世界大戦のとき、イギリス陸軍の司令部に勤務し、特別作戦に従事(歩兵科)。戦後直ちにニュー・カレッジに復帰し、フェロー兼政治学および現代史の講師となる。1951年、新設のセント・アントニーズ・カレッジのフェロー兼副学長に選ばれる。同時に現代史および政治学の講座を担当。1967年、ロンドン大学のスクール・オブ・エコノミックス・アンド・ポリティカル・サイエンスに招かれ、サー・チャールズ・ウェヴスター(Sir Charles Wevster)、W.N.メドリコット(Medlicott)の後任として、国際関係史の教授(Stevenson Professor of International History)に就任、1981年退職、その間、客員教授として、スタンフォード大学(1958)、ハーバード大学(1962)、東京大学(1964)、プリンストン高等研究所(1953、1971)などから招かれ、1977年以降、プリティッシュ・アカデミー会員

池田清 : 1925年鹿児島県に生まれる。1952年東京大学法学部卒業。元青山学院大学国際政治経済学部教授。専攻、政治外交史。2006年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • skunk_c

    30年ほど前のイギリスの歴史家による著作で、1914年7月の現実の危機から、「誰が戦争を始めたか」を問うのではなく、外交、軍事、内政、国際経済、いわゆる帝国主義的拡張政策と対立と掘り下げていき、最後に1914年の雰囲気で締めくくられる。そこから見えるのは、開戦の責任は誰かではなく、どのような状況が戦争を始める事になったかということと、これはよく言われているが、戦争がどんな結果をもたらすかを開始時点では見通せていなかった現実だ。軍人・政治家から民衆まで、戦争をかなり「軽く」考えていたことが垣間見える。名著。

  • 鈴木

    内政や軍事、経済など多角的な側面から第一次世界大戦の起源を分析している。 論調としては共同責任論的であり、様々な国がそれぞれの行動によって選択の幅を狭めて行き、結果として大戦を引き起こしたとしている。 しかしながら、偶発戦争とは定義せず、それぞれの意識的な決断が後世に与える影響を理解しきれていなかったことや、それぞれの決定をさせるに至った当時の空気感を要因として重視しているように思えた。

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