デンタル・エシックス 歯科の倫理問題

目次 : 第１部　倫理問題：理論と原則（歯科医療における倫理の概観/ 基本的な倫理学的理論/ 倫理原則/ 倫理問題解決のためのフォーマット）/ 第２部　歯科医療倫理における一般的原則（善を為すことと、危害を避けること/ 自律とインフォームド・コンセント/ 患者に正直に接する/ 誠実性：信頼義務と守秘義務/ 歯科医療における正義）/ 第３部　特殊な問題に関するケーススタディ（歯学部における倫理問題/ 第三者による資金提供の倫理問題/ 歯学研究における倫理的ディレンマ/ 歯科医療におけるＨＩＶ問題/ 能力を欠いた専門家、不正直な専門家、能力の低下した専門家）/ 付録　医療倫理規約

【著者紹介】
ジェームズ・Ｔ・ルール : ジェームズ　Ｔ．ルール（歯学博士、理学修士）は、メリーランド大学歯学部小児歯科学教授で、１９７８年からは学科長も務める。８０年代の大部分は、薬剤の臨床試験を中心に研究を進め、１９８９年、ジョージタウン大学のケネディ倫理研究所で過ごした休暇年度に、『デンタル・エシックス―歯科の倫理問題』に取り組み始めた。続いて、歯学生のための倫理学コースを設置・担当するとともに、メリーランド大学バルチモア生命医学倫理センターにも積極的にかかわっている

柳沢有吾 : １９６１年生まれ。１９９０年京都大学大学院文学研究科単位取得退学。九州歯科大学専任講師を経て現在、奈良女子大学文学部助教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）