Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• こばまり

  読了日：2025/09/06

  権利を勝ち獲り守るために戦った主にアメリカの100年史を人物中心に振り返る名著。しかもこの分野で最も信頼のおける訳者ではないだろうか。断片的に知っていた事件や行動が、一つの大きな流れの一環であったことが分かる。YA向けだが大人にも読み応えあり。

• たまきら

  読了日：2022/09/16

  高校の教科書みたいなデザインだなあ…と思いながら読み始め、まさしくこの本は十代が初めて詳しく性的なマイノリティの歴史について学ぶために作られているのだと気づきました。文章がとにかく明るいです。前向きで希望に満ちていて、もしも自分自身のセクシュアリティに不安を持っていたとしても、こういう本に早く出会えたら勇気づけられるのではないでしょうか。巻末にもっと日本の状況の説明がついていたら、嬉しかったかなあ。

• くさてる

  読了日：2020/03/14

  人権運動としてのLGBT運動の歴史を解説した一冊。写真も多く、内容も個人に焦点を当てたアプローチで分かりやすい。これまでになんとなくニュースや本で知っていた事件や歴史の流れがしっかりと解説されていて、とても良かったです。子供向けに書かれたとあるけれど、大人にとってもLGBTの歴史を知るためには不足のない内容ではないかと門外漢ながら感じましたし、ここからもっといろいろと知ることが出来たらと思いました。この方面に関心がある方にはおすすめです。

• サトゥルヌスを喰らう吾輩

  読了日：2020/08/09

  だいたい1900〜2015年までのアメリカにおけるLGBTの権利回復運動百年史を子どもむけにまとめたもの。すごい情報量で一読では消化しきれませんでしたが、LGBTヒストリーを読むということはマジョリティの捨象の歴史を知ることでもあるのだなあと思いました。歴史の転換点になるような出来事がその当時の報道では過少に扱われていたり、詩の代名詞が異性愛的な解釈で書き換えられて後世に残されていたり…もっと勉強しよう。巻末に載っていた映画も観ていきたいです。

• へへろ〜本舗

  読了日：2023/05/08

  差別と抵抗と権利の獲得の為の歴史。昔は同性愛＝異常性欲と言われてたんだよ。まだ、完全に権利を獲得したとはいえないし、全く偏見が無くなった訳でもないが、世の中は変化してきている。

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