ジェフリー・サックス

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貧困の終焉2025年までに世界を変える ハヤカワ文庫nf

ジェフリー・サックス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150504045
ISBN 10 : 4150504040
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「極度の貧困は私たちが生きているあいだになくすことができる」現在も世界で10億人以上が「貧困の罠」から抜け出せず、1日1ドル未満で生活することを強いられている。しかし適切な支援により開発を促せば、貧困は過去のものにできる。そしてそのために必要な援助額は、先進各国のGNPの1%にも満たない―。国際開発の第一人者が貧困根絶のための具体策を明らかにする世界的ベストセラー。

目次 : 地球家族のさまざまな肖像/ 経済的な繁栄の広がり/ なぜ繁栄を享受できない国があるのか/ 臨床経済学/ ボリビアの高海抜ハイパーインフレーション/ ポーランドがEUに復帰するまで/ ロシアが普通の国になるための闘い/ 五百年の遅れを取り戻す―中国の場合/ インドのマーケット再編成―恐怖を乗り越えた希望の勝利/ 声なき死―アフリカと病/ ミレニアム、9・11、そして国連/ 貧困をなくすための地に足のついた解決策/ 貧困をなくすために必要な投資/ 貧困をなくすためのグローバルな協約/ 豊かな社会は貧しい人びとを助けることができるか?/ まちがった神話、効かない万能薬/ なぜ私たちがそれをすべきなのか/ 私たちの世代の挑戦

【著者紹介】
ジェフリー・サックス : コロンビア大学地球研究所所長。潘基文(パン・ギムン)国連事務総長の特別顧問も務める。1980年にハーバード大学で博士号取得。28歳で教授に就任し、20年間ハーバードに所属、同大学国際開発センター所長を務めた。また、南米や東欧の途上国政府、世界銀行ほか各国際機関のアドバイザーを歴任し、2002年から2006年まで途上国支援のための国連ミレニアム・プロジェクトのディレクターを務める。経済学者として世界から貧困を根絶するための活動に一貫して携わり、タイム誌「世界で最も影響力のある100人」に2004年、2005年と連続で選出された

鈴木主税 : 1934年東京生まれ。マンチェスター『栄光と夢』で翻訳出版文化賞を受賞。2009年没

野中邦子 : 出版社勤務を経て、現在翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • おさむ

    開発経済学者の名著。「彼の声はエレキギターよりもよく響き、ヘビメタよりもずっとヘビーだった」とU2のボノが評する。昨日講演を聴いたが、そのパワフルさに圧倒された。ボリビアでのハイパーインフレの食い止め、ポーランド民主化に伴う市場経済立て直し、ロシアの市場改革への関与など場数を踏んだ人だけに説得力があります。アフリカでの支援をへて、国連のMDGsの理論的支柱かつ推進役として活躍した。先進国のわずかな援助と技術革新、人々の意識改革が進めば必ず貧困は撲滅できる。その強い信念を感じさせる良書です。2006年の本。

  • ノコギリマン

    性善説に依った考えだとは思うけど、サックスさん、頑張ってください。ボクも援助されたい。

  • Bun-ichi Kawamoto

    貧しい国の経済について理解し豊かな国になるための問題を分析・解決する学問が開発経済学。とはいえ今日の開発経済学はヒルに血を吸わせて患者を死なせてしまうような十八世紀の医療に近いレベル。IMFが出す処方箋は貧しさで息が詰まりそうな患者を緊縮予算で更に締め付けているようなもの。その失敗は、当該政府の弱腰と無能のせいだけでは説明できない。

  • ふぁきべ

    様々な開発学やアフリカの貧困についての本を読む中でしばしば批判にさらされている(例えばダンビサ・モヨ)サックス氏だが、これだけ著名な本なので読んでみたが、一読に値する本だと私は思う。多くの批判が寄せられているように、援助をすれば済むという性質の問題ではないのは事実だろう。しかし、同時に「沢山の援助」をしているはずの先進国は実際のところ大した額の援助をしていないし、持続可能な成長へ踏み出すための最低限のサービス(飲料水、食事、医療)、そして持続可能な成長へ欠かせない教育を受けさせるための援助は行き届いていな

  • gentleyellow

    SDG'sが発表になった2015年だからこそ、ミレニアム目標について書いた名著を読む! いや、本当にこれすごい本。U2のボノの序文の中に、まさにこれ、という文があって「ジェフリーの手にかかれば、不可能だと思われた事が達成可能な目標になる」とか。こんなに未来に希望が持てる本はなかなかない。提示してくる事実も、いちいち膝を打つ感じで、アフリカが他に比べて腐敗しているって事実はないです、19世紀以降経済成長を経験したことのない国は無いです。すごいね。この後に続くSDG'sも、テレビで見ただけだけど、凄い話だよ。

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