ジェニー・ヴァレンタイン

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迷子のアリたち

ジェニー・ヴァレンタイン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784092905658
ISBN 10 : 4092905653
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

とんでもない事件を巻き起こし、家出してきた少年・サム。彼は、転がり込んだアパートで出会った小さな少女・ボーとのふれあいの中で大切なものを思い出す…。心にジーンと響く、友情と家族の物語。

【著者紹介】
ジェニー・ヴァレンタイン著 : イギリスの児童書作家。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジで英文学を学ぶ。ロンドンの自然食品の店で15年間働いたほか、教育助手やジュエリー作りの経験をもつ。デビュー作『ヴァイオレットがぼくに残してくれたもの』(冨永星訳/小学館)は2007年ガーディアン賞を受賞、2作目の“Broken Soup”、3作目の『迷子のアリたち』、最新作“The Double Life of Cassiel Roadnight”も、カーネギー賞ほか多くの賞候補にあがるなど、作品は高い評価を得ている

田中亜希子 : 千葉県生まれ。銀行勤務ののち、翻訳業に。読み聞かせの活動もおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 星落秋風五丈原

    今回の語り手は二人、家出してきた17歳のサムと、しょっちゅう仕事と恋人を取りかえる母親にふりまわされる10歳のボヘミアだ。二人は偶然同じアパートで暮らすことになるが、最初誰ともコミュニケーションを取ろうとしないサムにボヘミアはつきまとい、なりゆきでサムも風変わりなアパートの他の住人達と関わることになる。毎回表紙が作品のイメージをよく伝えている。うつむいて前を歩くサムと、そんな少年の事を後ろから見守っているボヘミアという、二人の関係性を的確に描写している。但し、この関係が変わっていくのが本作のみどころだ。

  • うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

    自分の事を誰も知らない場所へ逃げ出したくてロンドンまで家出してきた少年サム。彼がそこで出会ったのはボーと呼ばれている少女で・・。物語はサムとボーの一人称によって交互に綴られていきます。人と関わり合うことを避けていたサムが少しずつ心を開いていく様子が手に取るように分かりました。そしてボーの明るさにサムだけでなく読者でもある私も救われたような気がします。もし私がボーの立場に置かれたらこれほど前向きにはなれないと思います。スカイエマさんの表紙絵も素敵でした♪★★★★

  • 波多野七月

    スクリーンで観てみたいと、願わずにはいられない。ロンドンで出会った、小さな少女とある少年の世代を越えた友情物語。曲がりくねった道の先にも、世界はきっとつながっていると思えるYA作品。

  • chicoco

    田舎から都会ロンドンへ家出をしてきた17歳のサム。酒、ドラッグ、男におぼれる母親にネグレクトされている10歳のボヘミア。ふたりの視点で話が進んでいきます。前半はボヘミアから見た母親にどうしても気持ちをもっていかれて、プロブレムノベルだなと思って読んでいたのですが、後半はがつんとキツく、心をえぐられました。それぞれの子の親たちに思いを重ねてしまい、泣けて仕方がなかった。自分ひとりくらいいなくても、まわりはなにも変わらないと思ってしまいがちだけど、それは違うよと、この本で若い世代が感じたらいいなと思います。

  • ねちゃぴん

    うーん。私がマックスの親なら、家出するほど後悔してるからなんだよと。許せないことに変わりはないと思うけどね。サムは戻ってきたこれからの方が大変だよね。ハッピーエンドと言えるのかな。でも、逃げずに向き合おうとしてるだけでもいいのかな。ボヘミアが、これからは10歳の女の子としての幸せも手に入れられるといいなあ。

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