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語用論入門 話し手と聞き手の相互交渉が生み出す意味

ジェニー・トマス

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784327401184
ISBN 10 : 4327401188
Format
Books
Publisher
Release Date
May/1998
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

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  • またの名

    「誰か他の男がいるのか」と夫に疑念を持たれて「いいえ、いないわ」と堂々と答えた妻が、女性の恋人はいることを明言しないといった言葉の絶妙な作用。厳密な文法学や論理学が構築した仮定状況では説明し切れない現実の個々具体的な場面を扱う学問へ導入する本書は、とっつき易く作られてることも手伝ってどの例文もジョーク集みたいにユーモラス。オースティンやグライス等の大御所の理論も解説しつつ、欠点には修正を加える。日常会話や創作物にとどまらず政治的場面からも引用しながら、言語の不確定性ゆえに可能な鋭い皮肉もずるい詭弁も分析。

  • Saiid al-Halawi

    「社会言語学は個人がどのような言語的蓄積を持っているかを教えてくれ、語用論はその個人がそれをどうするかを教えてくれるのだ。」p.200

  • Akiro OUED

    話し手の意図的なズラシがユーモアを生む。語用論とは、ボケとツッコミのやり取りの可笑しさを解明することらしい。日常会話で話し手の意図がそのまま伝わることのほうが稀だ。話し手の意図がそのまま伝わるのは、報道だとか、生成AIの回答だろう。3人以上の会話分析など。語用論への期待大。

  • Manari

    海外の著書で日本語訳だが、全く違和感無かった。自分で例文を考えたり、日常会話を当てはめて考えても面白くなりそう。はっきり言わない「間接的な言い回し」の項はお気に入り。ポライトネス理論の1つ、フェイスを脅かす行為:FTA(face-threatening acts)では、「FTAを行わない」=「何も言わない」も挙げられているのが嬉しい。実際の会話や小説からの引用などが豊富。文体も淡々としつつ著者の押し付けがましさが無い。たまに出てくる「!」の使い方が良い! 鼻をほじるのをやめるように頼む例文wwとか笑える

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