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ISBN 10 : 4560090688
Content Description
どこへ行けばいいかわからないとき、人はどこへ行くのだろう?退官した大学教授リヒャルトは、ベルリンに辿り着いたアフリカ難民に関心を抱く。難民たちとの交流は、次第に彼の日常生活の一部となっていくが…東ドイツの記憶と現代の難民問題を重ね合わせ、それぞれの生を繊細に描き出す。ドイツの実力派による“トーマス・マン賞”受賞作。
【著者紹介】
ジェニー・エルペンベック : 1967年ベルリン(当時は東ベルリン)生まれ。1985年に高校を卒業後、二年間の製本職人の見習いを経て、舞台の小道具係や衣装係として働く。1988年から90年にかけて、フンボルト大学で演劇学を学ぶ。1990年からはハンス・アイスラー音楽院でオペラの演出を学び、94年以降、舞台監督としてさまざまなオペラの演出を手がける。同時期に執筆活動を開始し、99年、『年老いた子どもの話』(河出書房新社)で小説家としてデビュー。2015年に発表した『行く、行った、行ってしまった』はベストセラーとなり、翌年度トーマス・マン賞を受賞。これまでに12の言語に翻訳されている。2017年、ドイツ連邦共和国十字小勲章を受章。その他受賞歴多数
浅井晶子 : 1973年大阪府生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程単位認定退学。訳書多数。2003年マックス・ダウテンダイ翻訳賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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どんぐり
読了日:2022/02/01
NAO
読了日:2021/10/03
ヘラジカ
読了日:2021/07/16
優希
読了日:2021/08/21
nobi
読了日:2023/04/01
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