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アルツハイマー病の一族 病を受け継ぐ遺伝子と医師たちの闘い

ジェニー・エリン・スミス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562075638
ISBN 10 : 4562075635
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

コロンビアの山奥に、若年性アルツハイマー病が遺伝する一族がいる――医学界に衝撃を与えた発見は、長い闘いの始まりだった。記憶を失う恐怖と向き合いながら治療法解明に希望を託した家族と医師たちを描くノンフィクション。

【著者紹介】
ジェニー・エリン・スミス : ジャーナリスト。サイエンス・ライター。ニューヨーク・タイムズ、タイムズ文芸付録、ウォール・ストリート・ジャーナル、ニューヨーカーなどに記事を執筆。ロナ・ジャッフェ財団作家賞、マサチューセッツ州プロビンスタウンのファインアーツ・ワークセンターのフェローシップ、環境ジャーナリズムのウォルド・プロフィット賞などを受賞

黒木章人 : 英日翻訳家

下山進 : ノンフィクション作家。『アルツハイマー征服』(2023年、角川文庫)で青森の遺伝性アルツハイマー病の家系の発見からレカネマブの承認にいたるアルツハイマー病研究の半世紀の歴史をまとめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • こばまり

    各国が鎬を削っていることは知っていたが、政情不安なコロンビアで長年に亘る大規模なコホート研究がされていたとは。チームの奮闘もさることながら、被験者たちの人生の物語が胸に迫る。訳者があとがきで訂正しているが、誤って日本の功績が紹介されていないのはなぜ。

  • かおりん

    南米コロンビアで若年性認知症の一族の存在に気づき、大規模な臨床試験を展開する医師、ロペラ。貧困や麻薬、銃撃、低い識字率など社会的にも困難な中で認知症を抱える家族とともに歩んでいく科学者たち。アルツハイマー型認知症の成因が解明されてくるとともに全世界的に巨額のお金が動き、薬の開発合戦が繰り広げられる。 大規模臨床試験というスケールを描きながら、治験者本人や家族をきちんと取材し内面の機微までまとめ上げた一冊。とても読み応えのある良書でした。

  • manabukimoto

    アルツハイマーについて知らなかったことばかり。多くの知識を得る。 医師アルツハイマーが1907年年に発見。以来一世紀にわたって研究が進められていく中、コロンビアの山中に若年性アルツハイマー病が遺伝する一族がいることがわかり、研究者たちは現地に赴く。 研究対象の血液と脳をなんとしても欲しがる彼らの貪欲な姿勢に、感心するやら引くやら。 目の前の人を、患者として見るのと、研究の対象として熱い眼差しの強さ。 明確な病気の原因となる「モノ」があり、その殲滅/減少のためにできることを日々考える。研究医、すごい。

  • ぼくバジル

    インパクトのあるタイトルだけど、本当は原題Valley of Forgettingの方がずっと良い。若年性アルツハイマー遺伝子を持つ家系の人びとと研究者の40年近い遺伝子研究のドキュメント。アミロイドβについては80年代半ばにすでに認知されていたとは驚いた。とはいえ解明・薬の開発にはまだ年月がかかりそう。研究者視線の強い前半部分よりも被験者たちとの交流が深まった後半部分のほうが圧倒的に読みやすい。おそらくジャーナリストの立場と思いが自然と反映されている。薬を待ち望む人と、研究・開発側の意図の乖離が悲しい。

  • takao

    ふむ

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