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フェミニスト・ファイト・クラブ 職場の「女性差別」サバイバルマニュアル

ジェシカ・ベネット

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784903212654
ISBN 10 : 4903212653
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「フェミニスト・ファイト・クラブ」、それは実在する女性のつどい。何年もの間、毎月こっそり集まっては女性ゆえに差別される仕事のグチとそれにどう対抗するかの作戦を話し合ってきた。だけど、この本でついに私たちのクラブを公開するときがきた。ここには、女性が反撃するときに必要な、「巧みな戦術のすべて」が書いてある。「ファイト・クラブ」と言ってもただ攻撃するんじゃない。私たちの武器はたっぷりの知恵、そしてユーモアだ。

目次 : 1 敵を知る―こんな態度に気をつけよう/ 2 自分を知る―自分で自分をダメにする女性について/ 3 思わぬ落とし穴―「典型的な言われ方」を把握し、うまく対処する方法/ 4 自分の言葉で話す―「とんでもない」しゃべり方をしないために/ 5 ふざけるな。給料を払え―交渉用トラの巻/ 6 男性ならどうする?―いいところは貪欲に盗もう

【著者紹介】
ジェシカ・ベネット : 受賞歴のあるジャーナリスト、評論家。「ニューズウィーク」で編集を、ウェブ版「タイム」でコラムニストを担当するなどしてキャリアを積む。守備範囲は、ジェンダー、セクシャリティ、カルチャーなど。モニカ・ルインスキーについて最初に記事を書いたジャーナリストも彼女。「ニューヨーク・タイムズ」ではデジタル言語に関するコラムを執筆。さらに、シェリル・サンドバーグが創設した女性のための非営利団体“LeanIn.org”の総合監修者としても活躍する。『フェミニスト・ファイト・クラブ』が初の著作

岩田佳代子 : 翻訳家。清泉女子大学文学部英文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 香菜子(かなこ・Kanako)

    フェミニスト・ファイト・クラブ 「職場の女性差別」サバイバルマニュアル。ジェシカ・ベネット先生ほかの著書。現代日本でも女性差別問題が根強く残っているけれど、ひと昔前の女性たちはもっと激しい女性差別問題と闘ってきたのかもしれません。フェミニスト・ファイト・クラブのような組織が必要のない男女同権社会が一日も早く来てほしい。

  • TATA

    米国人女性による職場での女性差別打破のための知恵書(とでもいえばよいか)。女性差別に限定されない米国の複雑な状況もよく説明されているし、傲慢、高圧的な男性上司、同僚を抱える人達への献策の書であって、勿論、日本人男性が読んでも参考になる、よく練られた処世術読本。米国映画のような軽妙洒脱な文章を読むと、英国とは違う文化なんだと思い知る。

  • Miyoshi Hirotaka

    男との対立の勝利に女の幸せがあるというモデルは高学歴女性には受入れられ易い。これは19世紀後半を背景とした「赤毛のアン」シリーズにも描かれている。そのような女性が氷山の一角だった時代から数世代が経過し、各国で時差はあるものの、わが国では80年代半ばから男女の雇用を均等にする動きが急速に広まった。しかし、男勝りを強いられた初期の女性は、多くを失った。その反省から、高キャリア、高収入、大量消費の先に幸せを求めることに懐疑的な女性も出現し始めた。古典の中にも現代の女性闘士やセレブの意見にも真実の生き方がある。

  • katoyann

    「男性上位社会」を変革するために立ち上げられたフェミニスト・グループに所属する著者が、職場での女性のサバイブ術をフェミニズム視点で論じた。「女は笑顔でいなきゃいけない」とか「意見を言わず、控えめな態度でいるべし」といった女性を拘束する規範が女性の職場での活躍を阻害しているという。 女らしさのステレオタイプを内面化している女性たちに向けて、自己変革を促すと同時に、男性というだけで女性の業績を横取りできるような「男性特権」の社会を痛烈に批判している。「ジェンダーって何?」。そう思った人にオススメしたい。

  • かもめ通信

    「フェミニスト・ファイト・クラブ」はアメリカに実在する女性の集まり。12人で始まったというこのグループのメンバーは当初20〜30代の売れない作家やクリエイターなど女性ばかりで、大半がバイトをしていたのだという。月1で集まって、ワイン片手に愚痴りあったテーマは主に女性差別。やがて彼女たちは一歩前に踏み出して、そうしたあれこれを乗り越えていくためにはどうしたらいいのか考え行動し始める。本書におけるフェミニストの定義は「男女は平等だと本気で考える人」といたってシンプル。ところであなたはフェミニスト?

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