Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• うさみＰ

  読了日：2017/02/10

  ゴウランガ！「拠り所だったこの世界に、否と」《血》の帝国に刃を突きつけろ。少女は気づくだろう。大事なモノを手に入れる為には大事なモノを捨てる覚悟を。彼女は知るだろう、何かに忠を尽くすことは何かを裏切る事。一本の映画を観ているような酩酊感で現状でも十分なのだが、忍殺とは違った面白さでもある特異な世界観の主張が強く人物が押されている感が否めず、もう一冊使って人物それぞれの関係性を掘り下げてほしかった。終わったと思ったけど続編があるのか。これからどの方向に行くのか分からないけど、イザナミと闘うのかな。

• nightbird

  読了日：2017/03/30

  境界線の向こうの悪と戦う英雄よりも善悪の境界線を踏み越えてしまう可能性がある場所で苦悩するキャラが好きなので、途中からヒロインより、自分の属する場所に疑問を抱く悪のカルト集団所属の男の子キンの方に興味が移ってしまった。ヒロインのユキコは今後カットニスみたいになりそうに見えるけど、キンはこの後どっちに転ぶか現時点でちょっと読めない。彼がどうなるか見たいから続きも読むかな。好きなのはキンだけど全キャラ中ぶっちぎりのいい男はグリフィンのブルウ。

• 月式

  読了日：2017/01/21

  ロータス戦記ストームダンサー編読了。反抗期の少女が父親の愛に気付き、ショーグン殺すべし、慈悲はない！という境地に至る物語。美少女の屈指運動を期待するイケメンサムライに笑ってしまいましたが、最大のMVPキン=サンの報われなさに目頭が熱くならざるを得ない！

• 誰も悪くないこれは悲劇や

  読了日：2016/12/30

  唐突に出現したハンサムとユキコちゃんが一瞬でいい仲になってて、こ、これはエミリー・ウィズ・アイアンドレスの系譜…！と戦慄したのですが、なるほどヤングアダルト小説の文法に則った展開だったのですね。獣の代表たるアラシトラと、人の代表たるユキコの出会い、相互影響、ケミストリー…コミュニケーションがもたらす変化が丁寧に描かれているところが凄く好きです。「世界に「否」を突きつける」というテーマが、ユキコの若々しさを通して、愚直に、真直ぐに示されるのがなんとも痛痒く気恥ずかしい魅力となって輝いています。次巻刊行早よ。

• matsu0310

  読了日：2017/02/26

  ☆☆

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