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火星の遺跡 創元sf文庫

ジェイムズ・p.ホーガン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488663278
ISBN 10 : 4488663273
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

火星の都市で行われた瞬間移動技術の人体実験は成功と思われたが、被験者となった科学者の身辺で奇妙な事件が多発する。一方、火星の荒野で発見された12000年前の巨石遺跡を、太陽系各地に足跡を残す古代文明の実在証拠と考える地球からの考古学遠征隊には、大きな危機が迫る。ふたつの謎を巡り、紛争調停人キーランは調査に乗り出す。『星を継ぐもの』の巨匠、円熟期の傑作!

【著者紹介】
ジェイムズ・P・ホーガン : 1941年、英国ロンドン生まれ。コンピュータ・セールスマンだったが、1977年に一気に書き上げた長編『星を継ぐもの』でデビュー。同書は日本に翻訳紹介されると同時に爆発的な人気を博し、翌年の星雲賞を受賞。さらに『創世記機械』『内なる宇宙』でも同賞を受賞した。最新科学技術を用いたアイディアに挑戦する作品を矢つぎばやに発表し、現代ハードSFの旗手として幅広い読者を獲得した。2010年没

内田昌之 : 1961年生まれ。神奈川大学外国語学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • サンダーバード@怪しいグルメ探検隊・隊鳥

    ホーガンの新作という事で手にとった。火星で初めてテレポート実験に成功した科学者。だが実験を終えた彼の周りで不思議なことが起こる。火星を舞台にしているが、中身はコンゲームの要素を含んだエンタメ小説。「火星の遺跡」はどうでもいい?この手のストーリーは嫌いじゃないけど、やっぱりSFの魅力というのはsense of wonderがあるかどうかだと思う。そういう意味では、「星を継ぐもの」の時のようなワクワク感が感じられなかったのは残念。ホーガンの作品としては駄作。ただテレポーテーション技術の解釈は面白い。★★

  • おかむー

    「星を継ぐもの」のホーガンだと期待したが、壮大な宇宙のロマンはまるでなく正直ガッカリ。『もっとがんばりましょう』。“火星”を舞台にして“遺跡”も重要なカギとなっているのでタイトルに偽りはない、だが明らかに読み手が望む方向性とは違う。そもそも主人公・キーランの肩書きがあらすじでは「紛争調停人」となっているが、やってることで見れば「義賊的詐欺師」で、宇宙の歴史やロマンは無関係に悪党や大企業相手のコンゲームに終始していて肩透かし。まさか「火星の遺跡」が単なる舞台装置として脇に置かれたまま終わってしまうとは。

  • はるを@お試しアイコン実施中

    🌟☆☆☆☆。正直、よく分からなかった。100歩譲って専門用語は仕方ないにしてもストーリーさえ掴み辛く、ただ、ただ「?」今のところ暫定ワーストNo.1。お金返して。

  • 宇宙猫

    ★★ 内容紹介に「星を継ぐもの」とあり期待したが、正義の探偵ものって感じ。一部はミステリーのホーガンらしい話でまあまあ。二部はヒーローもので面白くなかった。ミステリーに傾いてからのホーガンは、いまいちなんだよね。遺跡とかグダグダ説明せずに、スカッとヒーローの活躍話にすればいいのに。

  • かおりっくま

    途中の感想でも言ったことだが、ハリウッド映画。「ホーガンのSF」ではない(笑)

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