ジェイムズ・ラヴグローヴ

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シャーロック・ホームズとミスカトニックの怪 ハヤカワ文庫ft

ジェイムズ・ラヴグローヴ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150206192
ISBN 10 : 4150206198
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ホームズとワトスンがクトゥルーの古き神々と初めて対決してから15年後。その間もふたりはロンドンで邪悪な闇の勢力と戦い続けていた。ある日グレグスン警部の依頼でふたりは精神病院ベドラムを訪れる。そこに収容されていた男はクトゥルーの言語・ルルイエ語を壁や床に書き殴っていた。背後にはアメリカを流れるミスカトニック川にまつわる恐るべき謎が!?ホームズ物語×クトゥルー神話の大好評パスティーシュ、第二弾!

【著者紹介】
ジェイムズ・ラヴグローヴ : 1965年、英国イースト・サセックス州生まれ。オックスフォード大学で文学を専攻した。大学時代から小説を書きはじめ、1990年に最初の長篇The Hopeを刊行。二作目の長篇Daysは1998年のアーサー・C・クラーク賞にノミネートされ、長篇United Kingdomは2004年のジョン・W・キャンベル記念賞にノミネートされた。短篇では「月をぼくのポケットに」(1999年、『ワイオミング生まれの宇宙飛行士 宇宙開発SF傑作選』収録、ハヤカワ文庫SF)で2011年の日本の星雲賞を受賞。その後はミリタリーSFからホームズ・パスティーシュまで、活躍の幅を広げている。ほか、ジェイ・エイモリー名義で長篇ファンタジーの著作がある

日暮雅通 : 1954年生、青山学院大学理工学部卒、英米文芸・ノンフィクション翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • パトラッシュ

    ホームズとクトゥルー神話の組み合わせが、相変わらず快調で面白いパスティーシュ第二弾。前作から15年後のロンドンでも、名探偵はおぞましい異形の神々と戦い続けていた。正典で語られた数々の事件は、闇の勢力との闘争の裏返しであった経緯が巧みに織り込まれている。ワトソンの妻メアリーは怪物に殺されていて、しかもイレギュラーズとウィギンズの正体が実はという部分は思わず笑える。しかも死んだはずのモリアーティ教授が甦るのだから、作者のサービス精神には感服する。三部作の予定が番外編も出るとのことで、ぜひ全巻を訳出してほしい。

  • sin

    あれから十五年…ホームズとワトスンは文字通りのクトゥルーハンターとして活動を続けていた。正典で解決した数々の事件も、実際にはモンスターとの対決であった。そして新たな事件が二人を待ち構えており、最後にあの忌むべき名を持つ人物の消息を知らされる。第2部では彼らが巻き込まれた事件の発端が日記と云う形で綴られるが、物語の鍵となる禁断の実験と、モンスターの採集探検…果たして北米大陸にその生息を期待して良いのやらと違和感はさておいて、ヤバイヤツが登場する。ただ正典に準えて物語を組み立てる生真面目さは時に窮屈に感じる。

  • yukaring

    ホームズの〈クトゥルー・ケースブック〉第2弾。前作でホームズがクトゥルーの神々と対決してから15年。その間もホームズとワトソンはロンドンの犯罪者だけではなく邪悪な闇の力と戦い続けていた。今日も食人種ガーストに追われ命からがら逃げる2人。グレグスン警部の依頼で精神病院を訪れた2人はクトゥルーの言語を書き殴る不気味な患者と遭遇。彼の残した記録には「ミニカトニック川をさかのぼる旅」で起こった驚くべき出来事が綴られていた・・。人外のものと戦うホームズにはまだ慣れないが前作より謎が魅力的で引き込まれる冒険譚だった。

  • ひさか

    2023年7月ハヤカワFT文庫刊。シリーズ2作目。前作から15年後、古き神々のエキスパートとなったホームズとワトソンが活躍する。ホームズやワトソンが出てこない謎を記した日記の話が長く続き退屈。共感できるところは少ない。ひとまず大団円。さて次巻の按配はどうかな〜。

  • ワッピー

    クトゥルー・ホームズ2作目。前作で宿敵を葬ったホームズたちは、相も変わらず怪異な事件に追われ、疲労困憊。グレグスンの依頼で精神病院に収監されている患者を訪ったホームズたちが発見したのは書き殴られたルルイエ文字だった。そしてその患者は姿を消し、ホームズたちは危険を冒して荒野の道を辿る。途中挟まれるその患者の手記に記された米国奥地の危険な忌地での出来事、そして忌まわしい脳手術の結果。荒野でホームズを待ち構えていたモノの正体、そして正典を裏返した怪異との闘いには賛否両論ありそう。次の翻訳は果たして出るのかな?

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