ジェイムズ・オーウェン・ウェザーオール

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ウォール街の物理学者 ハヤカワ文庫

ジェイムズ・オーウェン・ウェザーオール

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150504335
ISBN 10 : 4150504334
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界の金融市場を席捲した〈クオンツ〉列伝。確率統計を駆使して多大な利益を生むクオンツとは? 予測不能なものに挑む群像を活写

【著者紹介】
ジェイムズ・オーウェン・ウェザーオール : 物理学者、哲学者、数学者。カリフォルニア大学アーバイン校准教授。ハーバード大学卒業後、スティーブンス工科大学で数学・物理学の博士号を、カリフォルニア大学で哲学の博士号を取得。時空理論の数学的・概念的基礎を中心に幅広く研究を進める傍ら、『USAトゥデイ』『ボストン・グローブ』『サイエンティフィック・アメリカ』などに一般向け科学記事を寄稿。若手サイエンスライターの旗手として注目を集めている

高橋璃子 : 翻訳家、京都大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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本書は1980年代後半〜2008年金融危機までの...

投稿日:2021/06/22 (火)

本書は1980年代後半〜2008年金融危機までの有名な海外ヘッジファンドの実話である。もっと言えば、80年代後半からのクオンツと呼ばれる高等数学を使って金融マーケットから利益を得ようとするトレーダー達の話である。

一ユーザー さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    最初に出た方をすでに読んでいるのですが、文庫版になったので再読してみました。アメリカというのはこのような分野でいかにもうけを出していくのかについてかなり投資していくということがよくわかります。本当の金融工学です。日本の場合は金融機関や物理学者・数学者がこのようなことに力を入れるのはまだまだという気がします。さまざまな理論を応用して開発していくのはわかるのですがそれが、金融業界ひいては経済全体に与える影響なりを触れてもらえればという気がしました。

  • harass

    「ザ・クオンツ」を読んで積読だったこれを読み出す。理数系知識を活用する金融トレーダーたちの話だが、新聞記者が書いた本と違い、こちらはサイエンスライターが書いたもの。冒頭で数学者ジム・シモンズ率いるヘッジファンドは驚異的な平均リターン37%を得ているのがだがその手法は極秘だという。経済金融に挑戦する数学者理学者たちの話だが、科学精神に乏しい財界の無理解を嘆く。まだまだ問題はあるが、試行錯誤で正しさを求める科学を信じている著者が眩しい。燃料タンク破損の予測から、地震、株価急落を予測する学者ソネットに感心。良書

  • kakoboo

    物理学というある意味で不完全な学問が金融の発展に大きく影響させてきて常に発展し続けている。そこには多くの物理学者たちのロマン溢れる理論が存在している。絶対的な解を求めることは理想なのかもしれませんが、常に補完しつつ歩き続ける物理学の面白さを感じることができました。エピローグにもありましたが、物理学は金融の発展のみならず多くの学問に当てはめられる、そんなディシプリンがあるそうですが、ふとポアンカレ予想を解いたペレリマンのことを思い出したりも。難しいし知らない名前が多くて大変でしたが面白かったです。

  • くり坊

    世の中、いろんな人がいるなぁ。面白い。

  • 人工知能

    株価はランダムウォークで表されるのか?そのときの分布は正規分布かそれとももう少し裾野が広い分布なのか?ランダムだとすると、株価の変動は予測できないのか?それとも何かの式からある程度予測可能なのか?こんなことを数学・物理学の方法を使って経済学として記述してきた人たちのはなし。中でも面白かったのが、カオス理論からランダム性の中にある程度の周期性を見出して株価を予測するはなしと、大地震がくる前兆としての対数周期パターンと、株価の対数周期パターンから株価の暴落を予測するはなし。

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