ジェイミー・バートレット

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Books

操られる民主主義 デジタル・テクノロジーはいかにして社会を破壊するか

ジェイミー・バートレット

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794223524
ISBN 10 : 4794223528
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
秋山勝 ,  

Content Description

いつのまにか「私の考え」が誘導されていた?SNSが人びとの抑えられた感情を増幅し、ビッグデータが自由な判断を鈍らせ、プラットフォームをもつ企業が独占を拡大、AIが社会の経済格差を拡大していく!?デジタル技術が根幹から変容させはじめた社会状況と新たに生まれつつある難題を検証、処方箋を呈示する。

目次 : イントロダクション テクノロジーが社会を破壊する?/ 第1章 新しき監視社会―データの力は自由意志をどのように操作しているのか/ 第2章 「部族」化する世界―つながればつながるほど、分断されていく/ 第3章 ビッグデータと大統領選―デジタル分析が政治のあり方を揺るがす/ 第4章 加速する断絶社会―AIによって社会はどうなるのか/ 第5章 独占される世界―ハイテク巨大企業が世界をわがものとする/ 第6章 暗号が自由を守る?―国家を否定する自由主義者たち/ 結論 ユートピアか、ディストピアか/ エピローグ 民主主義を救う20のアイデア

【著者紹介】
ジェイミー・バートレット : イギリスのシンクタンク「デモス(Demos)」ソーシャルメディア分析センターのディレクター。ジャーナリスト。専門はオンライン上の社会運動やテクノロジー、ビッグデータの調査手法の研究

秋山勝 : 立教大学卒業。出版社勤務を経て翻訳の仕事に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    愚息のレポートをサポートするために、読みました。ジェイミー・バートレット、初読です。2000年以上歴史のある民主主義ですが、ギリシア時代からほとんど進化していないアナログの極みです。当然ながらデジタル・テクノロジーの進化にはついていけないと思います。

  • kitten

    図書館本。タイトルだけみて借りてみた。ビッグデータと、それを利用したテクノロジーが、どれだけ力をもっているかという話。4年前にトランプ大統領を当選させたのは、インターネットによる宣伝の力だったそうな。情報技術、AIの進化が世界を変えていく。他人の購買意欲のみならず、投票行動をも変化させてしまう。宣伝に金を使えば何でもできてしまうようだ。投票行動にアプリを使うようになったら、ある意味「終わり」で、それに誘導されてしまうよ、と。googleやfacebookのアルゴリズムが世界を独占している。怖い。

  • DEE

    自分はこのような政治的主義に極めて疎いので、色々となるほどなと感心してしまった。 現在の我々が民主主義としている前提にあるのは層の厚い中間層の存在。でも格差が広がれば民主主義を維持するのが難しくなってくる。 政治へのテクノロジーの介入はポリシーの極端な二極化に繋がるという意見には納得。0か1かのデジタルな世界なんだからそりゃそうだよな。選挙がテクノロジーにここまで支配されている現実。わざわざ投票に出向く意味があるのかなと思ってしまう。

  • wiki

    結局これもまた使うのは人間なのだから、人間の哲学思想が大いに変革しなければ、どのような対策をしたとて同じ事だと思う。善に使えばこれ程便利なものはないし、悪に使えばこれほど悪いものもない。問題は革命的な技術たるAIやネットの進歩があまりに早く人間の進化が遅すぎるために、それまで挙げられていた好ましくない問題群が、それまでとは桁違いの差となって顕現しており、なおその差が拡がっていく見通しである事だ。根本的には人間であり、その思想であり、価値観の変革が必要で、こうした技術を善用する時代哲学が必要と思う。

  • みつか

    デジタルテクノロジーが、いつの間にか民主主義を破壊しようとしている。インターネットが国家という枠組を無意味にしている情報通信の世界。各国の警察や軍隊も持ち得なかった、世界中の人々のプライバシーに関わる大量のデータが蓄積されている。磨き抜かれたアルゴリズムを駆使してデータを分析、個人の欲する情報を送りつける企業。本書はインターネットを通じて得ている情報やコミュニティーが、我々の生活すべてにおいて、影響力をもっていることを説明して、我々の自由意思は、知らず知らずのうちに操作され監視されていることを解き明かす。

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