ジェイミー・キャット・キャラン

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幸福な食堂車 九州新幹線のデザイナー水戸岡鋭治の物語 小学館文庫 プレジデントセレクト

ジェイミー・キャット・キャラン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094700091
ISBN 10 : 4094700099
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

偉ぶらず、媚びない。自分を語らず、自慢の類いはついぞしない。ノンフィクション作家が出会った、JR九州の列車デザイナー、水戸岡鋭治はそんな“目立たない”男だった―。旧国鉄ゆずりの体質に疑問を投げかけ、様々な出会いを繰り返しながら慣習を打ち破り、誰をも魅了する夢の列車を次々と生み出していく。タブーとされた木材を多用し、地元の伝統工芸をふんだんに施したクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」は、日本中の熱狂をさらった。寡黙な男が内に秘めた熱いエネルギーの源泉とは。未来をデザインすることに賭けた男の、がむしゃらな半生記。

目次 : コンセプトとはすなわち「志」―「富士山駅」/ 色への狂気「絶対色感」―大阪「サンデザイン」/ ヨーロッパで出合った洗練とタフネス―イタリア「シルビオ・コッポラ事務所」/ パース画の世界を切り拓く―「ドーンデザイン研究所」設立/ 成功へと導く「気」の存在―福岡「ホテル海の中道」/ 初の鉄道デザインは挑戦的な「花仕事」を―58系気動車「アクアエクスプレス」/ 百億円の価値を生むデザイン―高速船「ビートル」/ なぜ食堂車が大切なのか―787系 特急「つばめ」/ 感動は注ぎ込まれたエネルギーの量―883系「ソニック」、885系 特急「かもめ」/ 和の素材・伝統・意匠を新幹線に―800系新幹線「つばめ」/ 「ローカル線」で日本の田舎を再生する―ゆふいんの森2、九州横断特急、SL人吉、いさぶろう・しんぺい、はやとの風、海幸山幸/MOMO、KURO(ともに岡山電気軌道)/いちご電車、たま電車(ともに和歌山電鐵)/博多駅ビル「JR博多シティ」

【著者紹介】
一志治夫 : ノンフィクション作家。1956年長野県松本市生まれ、東京都三鷹市育ち。主な著書に『狂気の左サイドバック』(第1回小学館ノンフィクション大賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hatayan

    豪華列車「ななつ星」のデザイナーとして知られるようになった水戸岡鋭治の評伝。財務基盤が弱いJR九州は、斬新な発想がなければ生き残れないとする危機感のもと、福岡市の不動産業者を介して水戸岡と邂逅。予算の制約があるなか古い電車の改装を皮切りに、採算の取れない食堂車にこだわった特急「つばめ」、車内に原色を多用した「ソニック」、座席に木材を使った新幹線「つばめ」など、常識を打ち破る車両を次々と世に出します。水戸岡の心意気に動かされた周囲、現状に満足せず謙虚に考え実践し続ける水戸岡の仕事の姿勢を伝える一冊です。

  • キンセンカ

    JR九州は先月上場を果たしましたが、既に上場している3社とは異なる独自性があります。その秘密のひとつがこの本に書かれています。

  • ayyasui1985

    大ファンであるJR九州の車両デザイナー水戸岡さんの物語 角田光代の文庫版解説がその通り!と思うところばかり。仕事論として面白い。 心に残るフレーズ↓ ・成功するプロジェクトに参加してみてわかるのは、成功へと導く「気」の存在だ ・そういう阿吽の呼吸をつかんだ人は、人を引っ張る力も携えているから、人は吸い寄せられていく ・一生懸命何かを考えながら仕事をしていくと、誰かがいいタイミングでものを提供してくれる ・仕事にはパン仕事と花仕事がある

  • とってー

    ただただ、面白くて一気読み!フィクションかと思うくらい登場人物のキャラクターも立っているし、出来事すべてがドラマチック!妥協しない、面白いこと大好き、なんでも挑戦、熱い男たちの"下町ロケット的"な闘いストーリーに心奪われる!きっとお仕事系の作品が好きな人はハマるはず!

  • kobayo

    JR九州の快進撃の理由はここにあったのかと納得。プロの仕事とはなにか、どうあるべきかをあらためたて考えさせられた。

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