Books

21世紀のイスラム過激派 タリバンからイスラム国まで

ジェイソン・バーク

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560095072
ISBN 10 : 4560095078
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

長年イスラム過激派を取材してきた著者が、今後のテロの形態に関する確かな根拠を示す労作。新たな地理的な広がりや、ISの潤沢な資金源などをかつてないほど詳細に紹介し、過激派の「今」を伝える。過激化するメカニズムを解き明かす戦慄のノンフィクション!

目次 : 第1章 イスラム武装勢力の興隆/ 第2章 グローバル・ジハードの起源/ 第3章 アルカイダと、イスラム国の起源/ 第4章 イスラム国/ 第5章 関連組織/ 第6章 カリフのパレード/ 第7章 指導者なきジハード/ 第8章 ムーブメント(運動)/ 第9章 新たな脅威

【著者紹介】
ジェイソン・バーク : 英国のジャーナリスト。1970年ロンドン生まれ。98年『サンデー・タイムズ』記者としてパキスタン、アフガニスタンを取材。その後、『オブザーバー』や『ガーディアン』の特派員として、2001年以降のアフガニスタン紛争、イラク戦争などの戦争報道に従事

木村一浩 : 1969年宮城県生まれ。上智大学社会科卒業。93年共同通信社に入社。大阪社会部、外信部などを経て2003年からカブール支局長、カイロ特派員、ワシントン特派員など。15年からカイロ支局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Willie the Wildcat

    イスラム武装勢力の派生から現代に至る歴史。思想、理想、そして構想の異なる他派閥。言葉の定義の曖昧さも加わり、”国家”との紛争の勝敗も曖昧。アルカイダ、ISから中東・アフリカの一匹狼が、如何にヒト・モノ・カネに繋がるかと共に、ITを隠れ蓑とするのが近代戦のパラドックス。単なる宗教戦争ではなく、経済、民族、政治など多面に渡る背景故の絶えざる武装勢力への支援ではなかろうか。トレンドのような風潮が薄ら怖い。これぞ、著者の言うテロの定義の根底である恐怖感。

  • スー

    イスラム過激派の発生から現在迄が解説されています。ソ連のアフガン侵攻からイスラム対西欧の図式が出来上がり湾岸戦争、チェチェン、ボスニア、ソマリア、イスラエル、9.11と戦いが続くと、イスラム世界の西欧とユダヤ人への怒り憎しみは増幅していく。そしてアラブの春の失敗により若者達は失望しイスラム教に救いを求め厳格な思想にはまってしまう。西欧に住む若者達は差別や閉塞感やどうしようもできない怒りから安らぎを求めた結果、過激思想のサイトや人物に出会い染まってしまう。ISが作った色々な映像に理想を見いだし若者達が後に→

  • BLACK無糖好き

    アルカイダとライバル関係にあるIS、又その他武装勢力との関連の詳細な解説。そして何と言ってもアブムサブ・スーリが10年以上前に唱えた思想、世界規模のイスラム革命を成し遂げる長期的戦略「指導者なきジハード」(完全に自己組織型の、指導者も機構もない民衆による反乱、分散し緩やかに結びついた武装勢力が率いる蜂起)が、出現し始めた事を立証している点は本書の肝。その背景にインターネット上の過激派プロパガンダビデオやジハード・サブカルチャーの存在がある。過激派とは時代を先取りするもの、との著者の指摘は大袈裟でもない。 

  • maimai

    中東のイスラム教に英仏の若者が魅せられ武装勢力に加担していく。地下資源と武器ウイルスビジネスを糧にしてテロ行為を働いている。デジタル機器を用いて恐怖映像を世界に報道することで恐怖政治を働いている。イスラエルへの攻撃やフランスでの爆破テロと物騒なテロ行為を働いているが、SNSを用いたビジネス化とハイテク化している集団である。 21世期に産まれた過激派集団は何を狙っているのか、また目的は何なのか?アルカイダやISISともに生物化学兵器に関する情報がPCにあるとのことから一層の注意が必要なのではないかと考える。

  • サンチェス

    頻繁に世界的なニュースになっている割には実態を知らなすぎるイスラム過激派についての詳しい本。ニュースで流れている情報がいかに断片的であるかがわかる。20世紀にさかのぼる過激派「主要組織」の成り立ちやメディアには登場しない「関連組織」、そしていわゆる「一匹狼」テロリストについて詳述している。従来は中東に渡って訓練を受けた信奉者が西洋でテロを行なっていたが、現在そういった訓練を行えるほど過激派に余力はない(主に無人機爆撃の成果)。しかし過激派の思想は変質しながら若者の間に浸透し、着実に西洋を蝕んでいる。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items