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海底美術館

ジェイソン・デカイレス・テイラー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784863132160
ISBN 10 : 4863132166
Format
Books
Release Date
October/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

青く澄んだ海の底に沈む、人間の等身大の彫像。一見、古代文明の遺跡のようだが、よく見ると現代人の生活を表現している。やがてそれらにサンゴが繁殖し、生態系がつくられていく・・・・・・
海底に届く太陽光によって、地上ではあり得ないほどに美しく写し出された彫像が、サンゴの成長とともに変化していく過程が興味深い1冊です。

【著者について】
1974年、英国人の父とガイアナ人の母の下に生まれる。欧州とアジアで育ち、幼少期にはマレーシアでサンゴ礁の探検にいそしむ。英国で教育を受け、1998年に美術学校ロンドン・インスティテュート・オブ・アーツ(現・ロンドン芸術大学)で彫刻の優等学士号を取得。卒業後は有資格の潜水指導者となり、水中自然主義者としても活動。17年以上のダイビング経験を生かし、水中写真家としても優れた実績を残してきた。印象的な写真の数々で知られ、自らの彫刻が海の力で姿を変えていくようすをカメラに収めている。
2006年、西インド諸島のグレナダ沖に世界初の海底彫刻公園を開設。この地はナショナル ジオグラフィックの「世界25の驚異」に選ばれている。最新の成果は、記念碑的な海底美術館「MUSA (Museo Subacuatico de Arte)」。メキシコのカンクン沖の海底に480以上の彫刻作品を展示した。フォーブス誌も、世界のユニークな旅行先の一つにMUSAを選出している。
異彩を放つテイラーの作品は、BBC、CNN、USAトゥデイ紙、ガーディアン紙、ヴォーグ誌、ニューサイエンティスト誌、ディスカバリーチャンネルなど、数々の新聞、雑誌、ドキュメンタリー番組で取り上げられている。

【著者紹介】
ジェイソン・デカイレス・テイラー : 1974年、英国人の父とガイアナ人の母の下に生まれる。欧州とアジアで育ち、幼少期にはマレーシアでサンゴ礁の探検にいそしむ。英国で教育を受け、1998年に美術学校ロンドン・インスティテュート・オブ・アーツ(現・ロンドン芸術大学)で彫刻の優等学士号を取得。卒業後は有資格の潜水指導者となり、水中自然主義者としても活動。2006年、西インド諸島のグレナダ沖に世界初の海底彫刻公園を開設。この地はナショナルジオグラフィックの「世界25の驚異」に選ばれている

ジェームズ・バクストン : 詩人、芸術評論家。ロンドン生まれ。ION誌(カナダ)、アクレイム誌(オーストラリア)、センシズ・ロスト(カナダ)、VNA誌(英国)、ソシエテ・ペリエ(米国)など、数々の雑誌やウェブサイトに寄稿。現在は、ストリートアートを集めた世界最大級のウェブサイト「グローバル・ストリート・アート」のインタビュー・エディターを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゆみきーにゃ

    《図書館》読メで出会った一冊。まず海底に美術館を作ろうと思った発想がすごい!!数年でここまで変化するのか!とビックリよりも衝撃的!暗さが変わると違う作品に見えてしまうのも自然相手の作品群だからだろう。本物を見てみたいと思うけど、海は怖くて近寄れないので残念。

  • あじ

    地上から隔絶され静寂に包まれた海の底に、私たちにそっくりな人類が波と光の中で揺らめくようにある。彼らはオブジェ。モデルはそれぞれに地上に存在している。分身となり珊瑚を守る活動を担っている。ここは海底美術館。世界有数の珊瑚の生息地。観光客によって珊瑚が荒らされるのを食い止める為、このプロジェクトは始まった。生息地に向かう観光客をこの美術館に呼び寄せる事で、被害を抑えようというのだ。日本人にはこんな発想転換は難しいかもしれない。趣旨を理解し泳ぎ見た後、身も心も太陽の光で光合成…芽吹くものを波間で見るだろう。

  • かおりんご

    写真集。こういう美術ってあるんですね!海のことを考え、さらにアートとしても完成してる!一度生で見てみたいです。

  • けんとまん1007

    どう表現すればいいのだろうと思ってしまう。不気味なくらいの静寂もあるし、まあ、一方で、あまりに生々しくも感じられる。海底という条件、光、そして、時間が混然としてあるからかもしれない。写真なので、これくらいで済むのであって、自分の眼でみたら、どんな印象を持つのだろう。改めて、存在ということを考えた。

  • 安南

    美術家の意図とは裏腹に「怖い」という印象が拭えなかった。腐食していくこと…そのことが、すなわち海の生命力そのものを表しているのだと理屈ではわかるけれど「人の形」が朽ちていく過程は、やはり「死」を思わずにはいられない。生温いような柔らかい光に揺らめいた死の世界は、あまりにも蠱惑的で自分もすいと導かれてしまいそうだ。彫像は実際の人を型取りして作られたそうだが、それはちょっと残念な気がする。脚が細い人はモデルに向いていないなどの裏話はむしろ作品の邪魔になる情報なのでは…。

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