ジェイコブ・ゴールドスタイン

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マネーの世界史 我々を翻弄し続ける「お金」エンタテインメント

ジェイコブ・ゴールドスタイン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041150443
ISBN 10 : 4041150442
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

お金がどのように生まれ、歴史的に引き継がれ、現代の経済システムに組み込まれてきたのか――古代から現代までの5000年以上にわたる貨幣・マネーの壮大な歴史を軽妙な語り口で展開する「お金エンタテインメント

【目次】

1 マネーの発明
 第1章 マネーの起源
 第2章 紙幣を発明したとき、経済革命が起きたが、その後、何もかも忘れることにした
2 人殺し、少年王、そして資本主義の発明
 第3章 いかにして金細工職人が偶然、銀行を再発明したか(そして英国を大混乱に陥れたか)
 第4章 確率を使って金持ちになる方法
 第5章 タイム・トラベルとしての金融――株式市場を発明する
 第6章 ジョン・ロー、マネーを発行する
 第7章 百万長者の発明
3 さらにマネーを
 第8章 誰もがもっとマネーを手に入れられる可能性がある
 第9章 だが実際のところ:誰もがもっとマネーを手に入れることなんてできるのか?
4 現代のマネー
 第10章 金本位制:ある愛の物語
 第11章 そいつを中央銀行などと呼ぶな
 第12章 マネーは死んだ。マネーよ、永遠なれ
5 21世紀のマネー
 第13章 いかにして部屋の中のふたりの男が新しいタイプのマネーを発明したか
 第14章 ユーロのおおざっぱな歴史(そして、どうしてドルのほうがうまくいくのか)
 第15章 デジタル・キャッシュのラディカルな夢
 第16章 SBF

 おわりに:マネーの未来



【著者紹介】
ジェイコブ・ゴールドスタイン : ジャーナリスト・作家。ポッドキャスト「What’s Your Problem?」のホストを務めている。NPR(米国公共ラジオ放送)の「Planet Money」の共同ホストを10年以上務めた。スタンフォード大学を卒業し、コロンビア大学ジャーナリズム大学院を修了。妻と2人の子どもとともにブルックリンに在住

松藤留美子 : 東京都出身。東京外国語大学卒業。森野そら名義でフィクションの翻訳も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Sam

    「教養のための〜」の類かと思いきや実はかなり読み応えのある一冊。「お金は誰もがお金として受け取ってくれるからお金である」というテーゼ(岩井克人先生の貨幣の循環論法と同じ)が冒頭に掲げられるが、その後物々交換の興味深いエピソードが紹介されたあと紙幣の始まりやジョン・ローの銀行システム、金本位制の盛衰、中央銀行の誕生、ユーロの奇跡、そしてデジタルキャッシュとしてのブロックチェーンの誕生と闇といった物語が描かれる。どれも非常に興味深い話題だが、冒頭のテーゼと照らし合わせて読むとなおさら面白く読めると思う。

  • よっち

    お金がどのように生まれ、歴史的に引き継がれ、現代の経済システムに組み込まれてきたのか。古代から現代までの貨幣・マネーの壮大な歴史を語る5000年史。物々交換の時代が長く続いた先に生まれたギリシャにおけるコイン。紙を扱い始めた中国における貨幣の代替物、そして遊牧民が好んだ紙幣。金細工職人が根本的に変えた英国の銀行業務。株式市場や独自マネー、労働の生産量が増加する頭のいい方法が発明されたことによる混乱、金本位制や大恐慌、ユーロやビットコインといった新しい通貨など、最初に思いついた人の発想力は凄まじいですね…。

  • ざっく

    PayPayとかSuicaとかクレジットカードもそうだが、実際に現金が動いていないのに支払いができるというのも考えてみると不思議なものだよな。どこかで現実と乖離が起きすぎておかしな事になりそうな気もするが、人々の信用がある限り大丈夫なのだろうか。マネーについてはよくわからないことだらけだが、よくわからないままのマネーを信用する人が大多数である状態でないと、上手く成り立たないのかもしれない。

  • izw

    マネーはみんなが信頼するから流通する。みんなが信頼して使うものがマネーとして流通してきた。貝や、骨から始まり、貴金属、コイン、紙幣、とそのものが他のものと交換できる価値をどのように持たせ、みんながそれを信頼するかという歴史である。その価値を不正に増やす者が出ることで破綻し、代替手段に置き換えられる。近年でも、金本位制からの脱却、MMFの破綻など、新しいマネーが創出されては、破綻を繰り返している。デジタルキャッシュは、マネーとなることを期待されたが、マネーになっていない。マネーとは奥が深く面白い。

  • izw

    図書館で借りて、まだ読み始めたばかりで16章のうち第4章まで読んだ。興味深い話題が読みやすい語り口で書かれている。期限が来たので返却する。所蔵1冊で予約3件なので、予約しておけば2ヶ月くらいでまた読み続けられるだろう。途中までしか読んでいないが、どこまで読んだかを記録するために、ここに記載しておく。

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