Books

ロンドン・アイの謎 創元推理文庫

シヴォーン・ダウド

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488231057
ISBN 10 : 4488231055
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

12歳の少年テッドはある日、姉といとこのサリムとともに巨大観覧車ロンドン・アイに乗りに出かけた。チケット売り場の行列に並んでいたところ、見知らぬ男がチケットを1枚だけくれたので、サリムは他の乗客に交じり、ひとりで観覧車のカプセルに乗りこんだ。だが一周して降りてきたカプセルに彼の姿はなかった。閉ざされた場所からなぜ、どのように消えてしまったのか? 「ほかの人とはちがう」頭脳をもつ少年が謎に挑む傑作ミステリ!

【著者紹介】
シヴォーン・ダウド作 : 1960年、ロンドン生まれ。オックスフォード大学卒業後、国際ペンクラブに所属し、作家たちの人権擁護活動に長く携わった。2006年、『すばやい澄んだ叫び』で作家デビューし、ブランフォード・ボウズ賞とアイリーシュ・ディロン賞を受賞、カーネギー賞の最終候補にもなった。2007年に『ロンドン・アイの謎』を発表したが、わずか2か月後の8月、乳癌のため47歳で逝去。同作はビスト最優秀児童図書賞(現・KPMGアイルランド児童図書賞)を受賞した。死後に『ボグ・チャイルド』が発表され、2009年のカーネギー賞を受賞している。遺された構想をもとにパトリック・ネスが執筆した『怪物はささやく』もカーネギー賞を受賞した

越前敏弥 : 1961年生まれ、東京大学文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ばう

    ★★★書店で平積みになっていたのを見て半分衝動買い(タイトル買いです)。ロンドンの巨大観覧車に乗った少年が消えてしまった。どうやって?何処に?この謎を解き明かすのは従兄弟で「症候群」を持つ12歳のテッド。彼は特殊な頭脳の持ち主、難しい年頃の姉カットの行動力が加わって真相を導き出していく。こういうジュニア向け推理小説、好きです。子供ではないけれど最初から引き込まれて一気読み。主人公テッドが海外ミステリドラマ『アストリッドとラファエル』のアストリッドを彷彿とさせる♡

  • ペグ

    気象オタクのテッド君に天晴れ❗️ そうだね〜(世の中の出来事を多方面から見る) この場合は従兄弟のサリム君の思考回路を見つけたけど、世の中こんなふうに見ていくと、争いは少なくなるかも知らないんだ。 小学5.6年生から中学生くらいの子が読んだら面白がるのでは❓ってそんな決めつけはしない方が良いのかもしれません👍

  • buuupuuu

    ASDらしき少年テッドとその姉カットが、大観覧車ロンドン・アイに乗ったまま消えてしまった従兄弟のサリムを探すヤングアダルトミステリ。大人たちがテッドの話をなかなか聞いてくれないところがもどかしい。大人たちにも色々事情があるのだけれども。カットは南ロンドンなまりまる出しなのに、テッドは国営放送みたいな話し方をすると言われている場面があって『自閉症は津軽弁を話さない』という本を思い出した。

  • Shun

    ロンドンの観光名所である巨大観覧車ロンドン・アイに乗り込んだ少年の姿が消えた。共に来ていた親戚の姉弟は彼が乗り込んで一周するまで目を離していなかったはずなのに、彼はどうやって煙のように消えてしまったのか。事故かそれとも誘拐か、慟哭する叔母や大人たちを傍目に行動派の姉とほかの人とは違う頭脳をもって生まれた弟は事件の謎に挑む。人とは違う鋭い思考ができるこの少年はおそらく自閉スペクトラム症の特徴を持ち、その彼がどのような思考を経て事件の謎にメスを入れていくのか辿れるような描き方がされたミステリとなっています。

  • とも

    ジュニア向けミステリーの名作。観覧車に乗って消えた少年を追うお話し。 子ども探偵テッドの9つ仮説が自由でいい。ほか、コリオリの力がどう絡んでくるのかなど楽しく読めた。 それにしても子どもは制限が多い、親の監視があり自由なことはなかなかできない。子ども探偵はたいへんだ。 名作の文庫化うれしい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items